へへっ(笑)そういう仲だよ ページ14
JM「ごちそうさま。」
「え、もう？」
SG「俺、無理。ごちそうさま。」
RM「ごちそうさま。」
JH「ふぅ、ごちそうさま。」
JN「うっ、ごちそうさま。」
皆が、足早に食卓から離れて行く
「ちょっと、待って下さい。まだ残っていますよ。」
目の前には、大して減っていない料理が・・・
もう少しだけ頑張って食べようとしたら、テヒョンに止められた
TH「ヌナ、無理しなくていいよ。」
「そんなこと、」
TH「ほら、ヌナもごちそうさましよう。」
「スンリさん、ごちそうさまでした。後片付けは、私がしますので。」
ス「そう、よろしく。」
JK「ごちそうさま。ヌナ、手伝う。」
ス「ねぇ、オッパ。お部屋、見せて下さいよ。」
甘えるようにグクの腕に絡みつくスンリさん
お似合いな二人だと思いつつ、胸がチクチクと痛む
そんな私の視界を遮る様に立つ、テヒョン
TH「早く片付けて、部屋でゲームの続きしない？」
「今日こそは、負けないから。」
TH「本当？負けたら、どうしようかなぁ。」
「罰ゲーム有りなの？」
TH「ふふっ(笑)」
ス「仲いいですね。」
TH「うん、すごく。」
ス「もしかして、お二人ってそういう仲ですか？」
TH「へへっ(笑)そういう仲だよ。」
JK「ヒョン、違うでしょ。」
TH「もうすぐそうなる予定だから、いいの。ねー、ヌナ。」
ぎゅーっと抱きしめられて、ちょっと息苦しい
JK「ヒョン、ヌナから離れて下さい。」
TH「やだよ。」
ピリッとした空気が、私たちを包み込む
JK「ヒョン。」
TH「うるさいなぁ。グギは、彼女の相手をしてなよ。」
ス「オッパ、二人の邪魔をしちゃ悪いですよ。」
JK「は？」
ス「ほら、行きましょう。」
スンリさんに引っ張られてゆくグク
TH「ジョングギと、何かあった？」
「どうして？」
TH「ジョングギを意識していたように見えたから。」
テヒョンは、妙に鋭いからなぁ
「そんなことないよ。気のせいじゃない？」
TH「ダメだよ、浮気は。」
「もちろん、わかってるよ。」
TH「怪しいなぁ。」
「さ、早く片付けよう。」
TH「はい、はい。」
二人で手早く片付けた後、テヒョンの部屋へ向かう
騒ぐ声が聞こえてきたので、早く中に入ろうとドアノブに手をかけた
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作者名：薫
| 作成日時：2018年1月12日 22時
