ちょっと今の何？ ページ15
ジョングギは、あの子と何もないって言ってた
でも本当は、つき合っているってどういうこと？
TH「ヌナの事が、好きって。あれって、恋じゃなかったのかなぁ。」
ある日の休日
あの子が、苦手な香りと共にやってきた
リビングのソファ、彼女と少し距離を保って座っているジョングギ
大事なマンネを助ける為、仕方なくジミニと一緒にリビングへ
しばらくして、ジンヒョンとヌナがやってきた
JM「ヌナ、隣すわりなよ。」
TH「おいで、おいで。」
俺とジミニの間に座らせたヌナを気にしているジョングギ
ふわっと鼻を擽るヌナの香りに癒されたのは、俺だけではないようだ
ジミニも鼻をひくひくさせていた
ス「オッパ、この雑誌を見てくれましたか？」
彼女は、バッグから取り出した雑誌の記事をテーブルに広げた
ス「ジョンググさんは、憧れで大好きな人です。って、公言しちゃいました。」
JK・JM「・・・。」
JN「大胆なことをするね(苦笑)」
TH「俺なら嬉しいけどなぁ。ヌナは、どう？」
「・・・。」
じーっと、雑誌を読んでいるヌナ
TH「ヌナ？」
「え、なに？」
TH「だから、好きな人に好きって言われるのは嬉しいよねって。」
「うん、そうだね。」
そう言ってジョングギを見たヌナと目が合った瞬間、ジョングギの口元が緩んだ
ちょっと今の何？
ス「グクオッパ、部屋を見せて欲しいです。」
彼女がそう言った途端、すっと表情を消したジョングギ
困った顔をしたジョングギの腕を掴んで、彼女が立たせようとしている
そこへ、作業室にこもっていたヒョンたちが帰って来た
それから、昼食の話になって彼女が作ることに
皆で話していて気づいた、チラ見し合うジョングギとヌナ
TH「なーんか、あやしい。」
JH「テヒョナ？」
TH「秘密です。」
JH「あー、はいはい。」
その後も二人は、お互いを気にしている様だった
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作者名：薫
| 作成日時：2018年1月12日 22時
