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ヌナって呼んでもいい? ページ27

「眠っちゃう前に、薬飲んで下さい。」

TH「ん。」


俺が布団に潜り込んだのを見届けてから、食器を持って立ち上がった
あ、行っちゃう。待って、腕を伸ばして服の裾を掴む


TH「・・・ここにいて。」


俺の意識は、ここで途切れた









TH「・・ん、ふがっ。」


息苦しさに目が覚め、顔の上に覆いかぶさっていたモノを手に取る
何これ、髪の毛?は?え、どういうこと?
慌てて体を起こすと、目に入った茶色い頭。え、誰?
そっと顔を覗きこむ・・・Aさん?!


「ん、あ、おはようございます。」


目を覚ましたAさんを見て、驚きで固まる


「具合どうですか?」


メガネをかけながら、俺の様子を窺ってくる


「テヒョンさん、大丈夫ですか?」


ぼーっとしている俺に、もう一度声をかけてきた


TH「あ、えっと、Aさんですよね?」

「え?あ、それ返してください。」


慌てた様子で俺の手に握られていたヅラを指さすAさん


TH「返す代わりに、俺のお願い聞いてくれる?」

「なんでしょう?」

TH「俺のことをテヒョンって呼んで、タメ口で話したい。」

「宿舎限定でもいいなら。」

TH「それでもいい。」

「うん、わかった。」

TH「あとね、Aヌナって呼んでもいい?」

「いいよ、テヒョン。」


そう言って、笑いかけてくれた
初めて見た笑顔に胸が苦しくなって、持っていたヅラでAヌナの顔を隠した

ちゃんと周囲を見なさい→←なんか、可愛いなぁ



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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2017年12月4日 13時

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