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★ ページ39
レ「俺に、ですか？」
『うん、お礼。』
レ「ありがとうございます。あー、行くの止めようかな。」
え、それはダメ
レオ、今すぐここ離れて
「止めるな、行けよ。」
「あんたが、それ言う？」とでも言いたげな二人の視線
そんな視線にもめげず、言い直して追い払う
「レオ君、行って下さい。お願いします。」
レ「はいはい。Aさん。何かあれば、いつでも相談に乗りますから。」
『ん、ありがとう。』
にこっと笑って、この場を離れて行ったレオの姿を見送っている姉ちゃん
曲がり角でこちらを見て、手を振るレオに手を振り返している
「いつまで見送るつもり？」
思わず、姉ちゃんの手首を掴んだ
「まだ、レオと一緒に居たかった？」
『お茶する予定だったしね。』
「・・・。」
『手、離してもらえる？』
「ご、ごめん。」
慌てて掴んでいた手首を離した
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作者名：薫
| 作成日時：2017年10月29日 0時
