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…第九十五幕 ▼袖捥様 ページ48

リクオ「いいかい皆!!まだ壊されていない
  祠を手分けして守るんだ!!


  持ち場を離れちゃいけないよ
  派手な動きをするかもしれないけど

  それは陽動だ!」



雪女「陽動?」



リクオ「そう、派手な動きで僕たちを誘い出し
  そのすきに本当の目的をはたすつもりなんだ!」




毛娼妓「本当の目的…?」




リクオ「土地神を襲うためさ
  奴らは奴良組を地盤から揺るがすつもりなんだ…


  土地神は人の信仰と畏れを集めて
  組の屋台骨を支えてくれている…



  奴良組を土台から壊し
  組おろか町までも支配しようというんだ」








雪女「若、配置完了しました」



リクオ「わかった。」




雪女「…A様までも
  配置についたようです」



リクオ「Aも?!
  (Aは玉章にねらわれてる…
  Aがあぶない…!)」




雪女「…それと…青田坊から連絡が
  清継君と…」




清継君と島君が壊れていない祠を
訪れたらしくそこには青田坊が見張っていた。




祠の中にはいり清継君は妖怪の正体を突き止めた
その妖怪の名前は"袖捥様"という。

袖をおとなしく渡せば命は
助かるが顔を見たら最後…呪われて死に至らしめられる





まさにその袖捥様に清継君は袖を引っ張られていた。
清継君はそれを島君だと思い顔は見なかったものの


しつこかったためふりむこうとしたとき…。



島君の強烈なシュートが袖捥様を吹き飛ばした




清継「なにをするんだね島くん?!」




島「妖怪っすよ!!」




リクオと雪女はちょうどそこにたどり着き
サッカーボールと一緒に転がってくる袖捥様を見つけた




リクオ「あいつだ!!」




リクオは後を追おうとすると
近くから清継君たちの声が聞こえた



雪女は清継君たちを安全なところに運ぶため
道を凍らせふもとまで滑らせた




リクオたちは後を追うも
袖捥様を守る四国の妖怪に阻まれた


犬鳳凰と手荒鬼が立ちふさがり
護衛としてきた青田坊と三羽烏が相手になった

…第九十六幕 ▼千羽様→←…第九十四幕 ▼狙い



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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優乃 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年7月26日 21時

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