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…第九十三幕 ▼一頭も得ず ページ46

清継「よぉく聞いてくれた島君!
  これがね最近壊されている社や祠のデータだよ」



リクオ「社や祠が壊されている?!」



清継「そうだ!
  今日は清十字怪奇探偵団勢力を上げて

  祠に悪さをする妖怪をつきとめようじゃないか!!」




そういってあっという間に清継君たちは
家を出て行ってしまった



リクオ「三羽烏!青田坊!
  警護をたのむ!」



周りに警備がついてるのを確認したころ
私たちはひとつの祠に着いた



そこには先着していたゆらさんがいたらしく
どこかに隠れてしまっていた。



清継「昨日まであったはずの祠が
  むちゃくちゃにされている!

  つまり夜中に壊されたということだ!!
  みんな手分けして探すぞ!!」



というわけで、巻さんたちは家長さんと
氷麗をつれて、清継君は島君をつれてどこかにいった。



警護があるから大丈夫と安心して
私たちは祠をしらべることをした




ゆら「なんや…隠れることもないな…って
  なんや?なにをはなしてるんや?」



リクオ「祠が朽ちている…」



A「土地神の姿もない…って
  リクオこれみて」



リクオ「着物の裾…?」



リクオがかがんで一点を見つめると
ゆらさんが見ていた位置が私の顔と重なった。



ゆら「なんやと?!こんなところでちゅーか?
  あのふたりできてんのか?

  くっ…この角度ではようみえへん…!」



ゆらさんが位置を変えたが
私はとにかくリクオは気づかなかった
(私もここにゆらさんがいることは知っているが
 どこにいるかはわからないよ?!)



A「やっぱり四国妖怪の仕業…?」




ゆら「奴良くんは家長さんか及川さんとできてるかと
  おもってたんやけど…

  まさか三股か?!」



ゆらさんががさっと立ち上がった



A「ゆらさん?!」



リクオ「まずい…今の話きかれたかも…?」



そこに清十字怪奇探偵団全員が
またそろった。



清継「やぁ、ゆらくんじゃないか」



カナ「ゆらちゃん!けがはもう大丈夫なの?」



ゆら「奴良君…?」




リクオ「は、はい!」




ゆら「二頭を追うものは一頭も得ず、やで
  ましてや三頭もだめや」




そういってゆらさんは去っていった

…第九十四幕 ▼狙い→←…第九十二幕 ▼バツ印



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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優乃 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年7月26日 21時

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