…第八十一幕 ▼指揮 ページ40
清継「諸君!みたまえ!!」
「「「浮世絵町の災害の裏に妖怪あり?」」」
清継「昨夜の浮世絵町で起こった
事故や災害について数えきれないほどの書き込みだ
いずれも妖怪を見たというものばかりだ」
島「まじっすか?こわいっすねぇ」
沙織「ていうか、また妖怪の話?」
夏美「ほんっとすきだよね…」
清継「君たち!君たちはまだ
今の事態の深刻さに気付いていないようだね!
掲示板に書き込まれた目撃情報の中には
四国妖怪、七人童形をみたという
具体的でリアルな者もあるんだよ!
どうだい?まいったろう?」
カナ「…でもなんか気になるよね
昨夜のこと…なんだったんだろう
あんなことが次々と起こるなんて…」
A「…」
ゆら「妖怪め…」
雪女「みんな昨夜のことで動揺してました
今日は何も起こらないといいのですが…」
リクオ「大丈夫あちこちでみんなが
警戒にあたってくれているし」
その夜にゆらさんたちを襲う
四国の妖怪があらわれたが
三羽烏によって阻止された
そのことを一緒にいた家長さんは
リクオに電話で報告した
カナ「リクオ君…私ね
妖怪っていると思うんだ」
リクオ「え?」
カナ「だからリクオ君も気を付けてね」
リクオ「うん…気を付けるよ…」
リクオは幹部を集め奴良組の一部を集めて
小さな総会をひらいた
リクオ「待たせたねみんな」
一つ目「これはこれは遅いご登場で」
リクオ「お前はやけに早かったようだね一つ目」
一つ目「一家の一大事ゆえに
とうぜんのこと…
なにをおいてもかけだしたしだいで…」
リクオ「であれば言っておくよ
今後一切皆の勝手な行動は慎んでもらう!
抜け駆けはゆるさない!
なにがあっても僕たち奴良組は
一致団結してたちむかう
狸影もいいね?
かたきうちなんてしちゃだめだよ」
猩影「でも若!
やられたらやりかえさなきゃ
気がおさまらねぇ!」
一つ目「そりゃそうだよなぁ、息子としては」
リクオ「狸影、僕だって気持ちは同じだよ
だから…僕がおじいちゃんのかわりに
指揮をとる!!」
猩影「若!俺は若についていく!」
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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)
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