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…第七十八幕 ▼男…。 ページ37

総大将はその後どこかへと
去って行った



学校の帰り道
リクオと私は烏のうるささが耳に入った



A「…リクオ」



リクオ「うん、」



カナ「リクオ君?八代さん?どうかした?」



リクオ「ううん、大丈夫だよ」



カナ「本当に?一回教室出て行っちゃったきり
  なんか元気ないんじゃない?


  八代さんと一緒に」



A「え?!いや…あはっは…」←



リクオ「清継君の話今日は一段と長かったからさ!」



カナ「たしかに今日の妖怪うんちくはちょっと長かったよね
  すごかったし…

  どこから調べてくるんだろう」



氷麗「妖怪嫌いの家長さんにしたら
  それはもう嫌な話ですよねぇ」



カナ「そんなことないよ!」



A「え?」



カナ「いろいろ勉強になるし…なんていうか
  知れば知るほど怖くなってくるっていうか

  それが妖怪なんだもの…それが当たり前
  いや、むしろ魅力…」



青田坊「あの女…どうしたんでぃ?」


リクオ「ま、まずいなぁ」



雪女「わぁぁぁかぁぁぁぁぁ」



そこだけ吹雪が舞う極寒の地←




雪女「若!姫!!あの晩本当に
  なにがあったんでございましょうか?!」



リクオ「な、なんにもないよ!
  それに言葉変…」



雪女「いいえ!乙女にはわかるのです!
  あの女、あの日から夜の若のことばかり…


  あれは完全に!

  ↓ホの字の
  ↓レの字の
  ↓タの字でございます!!」



リクオ「えぇ?!なんでそうなるの?!」



雪女「姫というものがありながら
  あの女にもてをだすなんて…!

  さぁ!あの夜三人で何をしていたんですか?!」



そこに家長さんも割り込んできて…
なぜか雪女と家長さんは睨み合っていた。



A「(だから私はリクオの恋人でもないって…)」



カナ「及川さん…家こっちなんだ
  リクオ君と一緒で」



氷麗「そうですけどぉ?知らなかったの?
  八代さんも近くよ?


  家長さん知らなかったの?
  リクオ君の幼馴染なのに」



カナ「へぇ…八代さんもなんだぁ…」



A「わわたし?!
  う、うん一応…」←



なぜ巻き込まれる私…。



リクオ「二人とも…ちょっと落ち着いて」



リクオが間に入り場を鎮めようとしたとき
雪女の靴に足元をとられ体がまえのめりに倒れそうになった



それを…男一人がとめた。

…第七十九幕 ▼玉章→←…第七十七幕 ▼ぬらりひょんの明鏡止水



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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優乃 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年7月26日 21時

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