…第七十七幕 ▼ぬらりひょんの明鏡止水 ページ36
総大将はゆっくりと抜いた刀の
風圧でムチを威圧した
おどろき目をつぶったムチが再び
目を開けるとそこに総大将はいなかった
ムチ「い、いない…?」
ぬらり「貴様には見えんよ
見ようとせん限りな
何物も自分より大きな存在に出会ってしまったとき
その存在を恐れるあまり気付くことをやめる
見えていても認識できなくなる
それがわしの力…
ぬらりひょんの明鏡止水
わしの盃に波紋はならぬ。」
ムチは静かに消えていった。
ぬらり「わしの戦い方は風情があるじゃろう」」
その時にゆらさんがやっと
屋上にたどり着いた
ゆら「おじいちゃん!」
ぬらり「おぉ、お嬢ちゃん」
ゆら「おじいちゃんだいじょうぶか?!
もうわたしが来たからには…
妖怪どこ行った?あの妖怪…」
ぬらり「ん?奴は去って行ったよ
いや別になにもなかったわい…」
ゆら「…ほぅ」
ぼろぼろなビルの屋上を見てなにが
なにもなかったのだろうか…。
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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)
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