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…第七十四幕 ▼ムチ ページ33

納豆小僧「総大将!今日もいっぱい手に入りましたね!」




ぬらり「任せておけ納豆小僧
  今日はうさぎばあさんのまずい飴に
  あんぱん…それと…!」




総大将の脳裏にふとヒヒがよぎった




ぬらり「…本当にいっちまったんだな
  ヒヒのやろう…」




納豆小僧「総大将…」




総大将は目に入った行列に
気付いたら加わっていた


そこの行列には例の陰陽師
ゆらさんが並んでいたんだ




なんでも夕飯の仕入れを買ってきたらしいが
まわりの主婦たちに負けて

夕飯がかえなかったらしい




総大将はゆらさんと一緒に
近くの公園で一緒にあんパンを食べた




そのとき、再び突風が吹き荒れた



風の妖怪が総大将たちに襲い掛かってきた









清十字怪奇探偵団
・島 サッカー中
・ゆら 休み





清継「よぉしできた!」



A「また何か作ったの?」



カナ「日本地図?」



清継「これは日本各地で目撃された
  妖怪情報をまとめたものさ!」



氷麗「こうしてみると西のほうが多いんですね
  特に京都とか四国地方が…」



清継「そう!四国は妖怪出現多発地帯だ!
  まさに妖怪王国のひとつといえるだろう」



リクオ「(四国ってこんなにたくさんいるんだ…)」









ゆら「大丈夫?おじいちゃん!」



ぬらり「あぁ…」



「ほぉ、よけたか
 勘の良い子だ…」




ぬらり「なんじゃ…あの男…
  風を操る妖怪 鎌鼬か?」




ゆら「妖怪に詳しいんやなおじいちゃん」



ぬらり「ん?まぁのぅ」



ゆら「でもたぶんあいつは鎌鼬ちゃうよ…
  どこかの文献で見たことある…

  ひゅん…ひゅるるんと音をだす
  風の妖怪…その風の鞭は猛毒を含み

  傷を負ったものを死に至らしめる


  四国の怪異妖怪…ムチや!」



ムチはまたもや総大将たちに
攻撃をくらわせてきた


ゆらさんは攻撃を受ける前に
結界をはり総大将を守った



ゆら「おじいちゃん!これのってにげて!
  禄存!」



鹿の式神で総大将をビルの屋上へと
送り届けた

…第七十五幕 ▼ゆらMAX!!←→←…第七十三幕 ▼想い



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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優乃 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年7月26日 21時

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