…第六十六幕 ▼誕生日 ページ25
カナ「(駅ってこんなに遠かったっけ…?)」
すると突然、後ろから幼いころみた
妖怪が自転車をこいで追いかけてきたのだ。
『かなちゃあん13歳のお誕生日おめでとう
迎えに来たよ』
カナ「い、いやぁ!!」
『鬼ごっこ…?逃げられないよ…?』
家長さんは必死に逃げた
階段を下り…下った
しかし、通り過ぎた反射鏡がひかり
気付くと学校にいた
カナ「ここ…学校?!
どうして…」
『鏡の中で…鬼ごっこ…?』
カナ「きゃぁぁ!」
家長さんは鏡のない部屋に逃げ込んだ
カナ「どうして…私
駅に向かってたのに…!」
すると、昔のことを家長さんはふと思い出した
家長さんが小さい頃
紫色の鏡を拾った
好奇心旺盛だった家長さんは
その鏡を覗き込んだ
すると、後ろから鏡の妖怪が
家長さんに話しかけてきた
『カナちゃん、君はまだ六つか…
じゃあ大きくなったらまた遊んでね?
約束だよ〜
迎えに行くからね?
13歳の誕生日に…』
カナ「あの時の…!」
家長さんはバックの中から何かを取り出そうとしたとき
一緒に入っていた鏡からあの妖怪がでてきた
『カナちゃん…カナちゃん
この部屋鏡がないよ
狭いよ…狭いよ。』
…第六十七幕 ▼救世主→←…第六十五幕 ▼雲外鏡、通称紫の鏡
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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)
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