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…第六十五幕 ▼雲外鏡、通称紫の鏡 ページ24

リクオは一人夜桜を楽しんでいた




A「リクオ?どうしたの?」




リクオ「A、ほら見てごらん
  月がきれいだよ」




A「わぁ、本当だ…」




リクオ「こうやって毎日穏やかに暮らせるといいよね」




A「そうだね…」









場面は変わりここは家長さんの家。



「カナちゃん…カナちゃん……
 また、遊ぼうね?」




カナ「!
  また見ちゃった…

  六歳のころからみるあの夢…
  誕生日なのに…目覚め最悪…。」



そして時は進み学校はあっという間に終わっていった。



島君はグラウンドでサッカーをしており
私とリクオは雪女たちとゴミ出しをしにいっていた。




屋上ではゆらさんが巻さんたちに
妖怪よけの技…を教えてるらしい




清継「やぁ諸君やっているね!
  さぁ!新着妖怪団会議だ!!

  おっとその前に…
  家長くん今日は君の生まれた日じゃないか

  誕生日おめでとう」



ゆら「!そうやったんか…
  おめでとう(ぱちぱち」



カナ「あ、ありがとう…」




家長さんは清継君から差し出された
箱を手に取り中身を確認した




夏美「その箱、ブランドものじゃない?!」




だが、箱を開けると…そこには
なんともいえない人形がはいっていた



清継「君を妖怪化した人形だ!
  どうだぁ、かわいいだろう…!」




沙織「い、いらない…」




清継「なに?!これは高級ブランドに
  作ってもらった高級品だぞ?!」



カナ「き、清継君ありがとう…
  じゃあ私もうそろそろ帰るね!」



清継「僕の話を聞かないのかい?」



カナ「ごめん、今日はちょっと寝不足で…」






リクオ「あとはゴミ箱戻すだけだから
  帰ってもいいよ」




雪女「でも…」




A「大丈夫だって!
  私のことなら心配しなくても平気だよ」



青田坊「若と姫が一緒にいるなら大丈夫だろう
  行こうぜ雪女」



雪女「わかりました…お気をつけて
  早く帰ってきてくださいね〜!」







カナ「…早く帰ろう…」







清継「紫の鏡の話を知ってるかい?」



沙織「紫の鏡?」



清継「そうさ、妖怪 雲外鏡
  通称紫の鏡

  魔を照らす鏡ともいわれる

  この鏡を見ると呪われ…
  13歳の誕生日に殺されるといわれている」






家長さんは駅まで必死に走っていた。
だが、いつもよりか遠く感じられた…

…第六十六幕 ▼誕生日→←…第六十四幕 ▼お咎めなし



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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優乃 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年7月26日 21時

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