…第五十四幕 ▼姫の覚醒 ページ13
牛頭「奴良…リクオ……」
リクオ「(あつい…体の奥から湧き上がる
血が騒ぐ…！)」
A「……」
牛頭「死ね…奴良リクオ！！」
牛頭丸は刀を持ち直しリクオへ歯向かう。
そのころ。
ゆらさんたちは。
ゆらさんは式神で圧倒的力を持ち
馬頭丸が引き連れてきた妖怪を滅していく。
馬頭「くそっ！牛頭よりも先に
勝利の報告をするつもりだったのによ！」
すると、空が神々しく輝き始め
三人の影が残りの妖怪たち向けて降りてきた。
その衝撃で妖怪たちは消えたが
ゆらさんの式神も落ちた威力で紙に戻ってしまった。
馬頭「ぶはっ！なにしやがる！」
「誰に口をきいている。
まさか、烏天狗一族の名を知らぬわけではないだろうな？」
馬頭「烏天狗…？！
本部のお目付け役がなんで…！」
と言っている間に馬頭丸は
黒羽丸たちに連れ去られてしまった。
そして、リクオたちは。
牛頭と刀のぶつかり合いをひたすら続けていた。
A「(体が、あつい…
うまく動かない…
息が……)
はぁ…はぁ…」
『力を解き放て…少女よ』
朱雀とは別の男の声が私に響いた。
A「今度は、だれ？」
『鳳凰とは、本来性別未明の伝説のもの…
俺たちはその子孫…。
二人いてもおかしくはないだろう…？』
A「わけ…わかんない…はぁ……」
『俺の名は…』
A「名前は…知ってる…
あなたの…名前は……雲雀」
雲雀『それがわかっているのなら
あとは簡単だ…
時間の問題だな』
朱雀『A…覚悟を決めて…』
A「覚悟なんて…ここの世界に来る時から
とっくのとうに決まってる！！」
ふらつく体を無理やり立たせ
牛頭丸に意識を集中させた
体が…熱い。
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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (
レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)
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