…第四十二幕 ▼看病 ページ1
雪女は寝込んだリクオに特別な氷嚢をつくり
頭へとのせた
A「ゆ、雪女これは大きすぎ…」
雪女「クスリを持ってきますから待っててくださいね〜」
リクオ「ゆ、雪女…
氷麗…大きすぎるよ
氷麗」
私は雪女に情報を伝えるために
あとを追いかけた
リクオ「A?
A〜」
リクオは大きすぎる氷嚢が頭に乗ったため
耳だけが頼りだった
すると、からりとふすまが開く音がした
リクオ「A?」
「え?A?」
リクオ「?!
カナちゃん?!」
清継「家長さんだけじゃないみーんな
いるぞぉ、八代さんはなぜかいなかったけど…」
リクオ「みんなでどうしたの?!」
清継「お見舞いに来たんだ
情けないぞ奴良くん!
風邪をひくのは馬鹿な証拠だ!」
カナ「リクオくん今誰かと間違えた?」
リクオ「えぇ?!そんなことないよ?!」
カナ「Aって言ったような…」
リクオ「けほっけほっ」
カナ「大丈夫?お薬のんだ?」
リクオ「…まだ」
カナ「ちょっと待ってね
今もらってくるから!」
家長さんが手にかけようとしたふすまから
がらっ。と私が出てきてしまった
しかも私服姿で
いや元々学校行くきなかったから私服なんだけど…
ぱっちりと家長さんと目が合う
ちなみに雪女は奥で出てこないように
知らせておいた
カナ「や、八代さん?」
A「家長さん…」
清継「あれ?」
島「なんでここに…
しかも私服?」
A「……(瞑想中
(落ち着け私化けて脅かして
出ていかせようとなんて考えちゃいけない)」
リクオ「あ、あのね!
Aは家が近くて今日はお世話に来てもらったんだ
お世話のお姉さんは食事で忙しいから」
A「そうそう!そういうことなの!おほほ…
リクオ、氷嚢どけてはい、起きて」
と、てきぱきと動揺を隠すために
リクオにお薬を飲ませる
A「はい、あーん」
リクオ「あんっ。
ありがとう」
島「(俺は及川さん一筋なはず…
なんで八代さんのことが気になるんだ?!
そしてなんでこんなにショックうけてるんだ?!)」
カナ「リクオ君やっぱりさっきAって…」小声
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望月 - 第八十幕の会話に七人同行の字が変わって無いです (2022年2月21日 12時) (レス) @page39 id: 0b6bcd08ed (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - 七人同行の字が違いますよ (2020年4月2日 16時) (レス) id: 3d9fc17692 (このIDを非表示/違反報告)
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