検索窓
今日:13 hit、昨日:22 hit、合計:196,379 hit

会いたい ページ1

クレーン車に乗り込んだ。


アクセルを限界まで踏み込み、観覧車に
クレーンを引っ掛けて全力で止めに行く。



『(私、このまま死ぬのかな)』



キュラソーが被害者になる、
そのルートはなくすことができたけど



『このあとのこと考えてなかった!!』



あれだけ降谷さんのそばから離れないって言ったくせに!!


これはしゃれにならない!!どうするの私!!!


観覧車を見上げればすでにクレーンの部分がひしゃげはじめていた。



『うそ、でしょ』



手前の観覧車の中には映画のワンシーンで見た
哀ちゃんと目が合う瞬間だった。


哀ちゃんも目を見開き驚いていた。



『ここで、死んだら…』



降谷さんを悲しませる!!



限界までアクセルを踏んで
一瞬の隙に運転席から飛び出ると直後
クレーン車が爆発し、私は背中に爆風を受けて吹っ飛んだ。


瓦礫に強く体を打ち、そのまま意識を手放す。










哀「江戸川くん!!」


コナン「灰原!?お前も観覧車の中にいたのか!?」


哀「あの人!相川さんがクレーン車の中にいたのを見たの!
こっちに戻ってきてる!?」


コナン「なに!?」


安室「それは、本当なのか!?」



通りすがりに話を聞いた安室さん
血相を変えて会話に割り込んでくる。



哀「間違い無いわ、」


安室「くそっ!!」


コナン「安室さん!?どこにいくの!?」


駆け出す安室さんの後ろをコナン、赤井さんが追いかける。


もはや跡形もないクレーン車がある現場へ。
救急隊員はすでに到着していて今回の負傷者たちの手当てを始めていた。


安室「すみません!このクレーン車に人は乗っていませんでしたか?」


隊員「それが、この中はもぬけの殻で…
誰かが載っていた形跡がないんです」


コナン「それじゃあまだどこかにいるはず!」


安室「A!!」


コナン「Aさーーん!!!」


3人で手分けしてあたりを散策する。









「…、さーん……A、…」


どこかで、私を呼んでいる声がする。


『うっ、』


目を覚ますと瓦礫の下にあるくぼみに
丁度倒れていた。


『、いだっ』


あたりを見渡そうにもうまく体が動かない。


遠くで私の名前を呼んでいる声がする。


『零さん…』


ちゃんと、生きてる…


瓦礫の下から必死に這いずって出ると
遠くに愛する人の背中が見えた


『零、さん…!』


最大限の力を振り絞って名前を呼ぶ。



彼は、



気づいてくれた

まっ、え?ちょっと、え!?!?!?!→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (167 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
508人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まひ - 夢主ちゃん、私の心臓あげる!(どっかの呪いの王のように心臓を取り出そうとしながら) (2021年6月24日 20時) (レス) id: 34a4f55724 (このIDを非表示/違反報告)
- どわああああ!?安室さんかっこよきです!心臓たりましぇん。更新待っております! (2020年5月8日 23時) (レス) id: 90648b34ab (このIDを非表示/違反報告)
ミサモ - 面白すぎます!この物語の沼にハマりました (2020年4月4日 9時) (レス) id: 592a6abe49 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - ふぁ?!?!こんないいとこで!!!更新まってますふすす!!! (2020年1月22日 1時) (レス) id: 6b14e12bb4 (このIDを非表示/違反報告)
カミカゼ - 続き楽しみにしています! (2019年12月30日 16時) (レス) id: fe23d940b2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優乃 | 作成日時:2019年9月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。