❶⓿❻ ページ6
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大学に着いてから数分が経った
続々と出てくる学生たちに授業が終わり始めたことに気づく
望を見逃さへんように俺は車から降りて望が来るのを待つ
昨日送ったメッセージには相変わらず既読がついてへんし見てるかわからへん
見てたとしても話を聞いてくれるかどうかもわからん
それでも会いたいねん。会わなあかんねん。
ちゃんと、この想いを伝えたい
そう思っていると…
「あ…」
桃「……！！」
大学から出てくる学生たちの中に望の姿が
隣にはあの友達がおるけど俺は構わずに望に近づき
「望。ちょっとええか？」
桃「し、しげ行こ！」
声をかけたけど望は友達の手を引いて横を通り過ぎようとする
あかん。このままやと逃げられる。
そう思った俺は望の手首を掴んで
「待って…！望に話があんねん」
桃「友達と約束してるんで」
「頼む。少しでええから」
桃「…そう言って家事とかさせるつもりですか？」
「っ…」
望の言葉に胸がズキッとした
そうよな。そうやんな。
望からしたら俺に呼ばれるってことは告白とかよりも
"お手伝い"
そっちの方が印象強いんよな
「ちゃう。そんなことさせへん」
桃「……」
「ほんまやって。信じてほしい。俺はただ、望とドライブがしたいねん」
素直に伝えるけど望は俯いてこっちを見ようともしてくれない
はぁ…結局俺は伝えられないまま、ただ会っただけで終わるんかな
そう思った時、望の隣にいた友達が動いてくれた
赤「小瀧、行ってこいよ」
桃「しげ…」
赤「お前やって話したいことあるんやろ？」
桃「で、でも…」
赤「もし泣かされたら俺を呼んだらええやん。そしたら真っ先に飛んでくし、すぐかけつけれるように準備しとくから」
望の肩を優しく叩きながら男らしいことを口にする彼
余裕ぶってムキになる俺より。
関係を壊したくなくて逃げてた俺より。
圧倒的に彼の方が男らしいと思う
やからこそ、望がいつ彼を好きになるかもわからん
チャンスがある今。俺はちゃんと伝えなあかんねん。
せやないと後から後悔するかもしれんから
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るみな(プロフ) - 全話読ませていただきました！！とても面白くてたくさんきゅんきゅんしながら読ませていただきました！！いつも楽しみに見ていました！！！！！Twitterもフォローさせていただきました！！ (9月13日 23時) (
レス) id: 0a4714b754 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - りんごさん» ご連絡ありがとうございます！フォロリク許可時に、私からもフォロー申請していると思います。ご確認よろしくお願い致します。（一時的な相互で構いません。その後ブロ解してもいいですし、一方的なフォローがいいと言う場合は一言もらえれば外します） (7月8日 20時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - はじめましてっ！Twitterフォローさせていただきました。許可ありがとうございます。dm送りたいのですが相互でないため送れません…どうしたらいいですか？ (7月8日 16時) (レス) @page27 id: e39814c42c (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - もえまるさん» コメントありがとうございます！相互フォローの条件はございません！パスワードのヒントを教えた後は、相互フォロー任意です。ブロ解して頂くか、一方的にフォローしたいというのであればDMいただければこちらから解除します。よろしくお願いします。 (7月3日 4時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - noonさん» 最後まで読んで頂きありがとうございました！アカウント名はホムペに載せています！私の作品一覧からご覧頂けると思いますのでご確認お願いします！ (7月3日 4時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年6月23日 0時
