4話 ページ4
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A「…ねぇ、これどこに向かってるの？」
重岡「んー…わからん！」
A「…え、」
重岡「俺こっち来てからまだそんな経ってへんからこの辺全然わからん！
Aならわかるかなあって思って適当に歩いててんけど」
A「え、嘘でしょ…」
あほすぎる…
A「じゃあなんで無理やり私のこと…」
大ちゃんの顔を見るとなんだかバツの悪そうな顔。
頭をかきながら言いづらそうに
重岡「…お前どうせ振られたんやろ？」
なんて言うから。
A「え、なんで…」
…そんなこと一言も言ってないのに。
重岡「いやわかるわ普通に。
俺ら何年一緒にいたと思ってんねん。
ちょっと会ってへんかったくらいでAのことわからんようになるほど俺あほちゃうねんけど」
真剣な顔で言った後、私の鼻をつまんで
重岡「俺を誰やと思ってんねん！
重岡んとこの大ちゃんやで？
なめてたら痛い目見るぞ！」
ニカッと笑った大ちゃんは ヒーローに見えた。
…そういえばそうだ。
学生時代から 彼は私のヒーローだった。
困っているときには いつも隣に大ちゃんがいてくれていた。
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ひのりーる(プロフ) - 一波さん» 前作、今作とコメントありがとうございます(泣)頑張ります^ ^ (2019年4月16日 23時) (
レス) id: 7a7ddd48ba (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - 更新分まで読み終わりましたー!この二人見てると微笑んでまいますね(^^)続き楽しみにしてます(^^) (2019年4月16日 2時) (レス) id: 9b260c34a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのりーる
| 作成日時：2019年4月14日 1時
