20話 ページ20
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気づけばそのまま寝てしまっていたみたいで、目が覚めたら朝になっていた。
A「嘘、そのまま寝ちゃった…?」
そのまま寝たはずなのに起きたのはちゃんとベッドの上。
もしかして大ちゃんが運んでくれた…?
開けられたカーテンからは気持ちの良い光。
重岡「あ、起きた?おはよ」
寝癖がついたままの大ちゃんが 台所で フライパンと菜箸を持って立っていた。
A「…え、なんでいんの?」
…なんで大ちゃんが私の家に?
重岡「は…お前の忘れっぽさはほんまピカイチやな。昨日のこと覚えてへんとかありえへん」
朝だから全然働かない頭をかなり頑張って働かせる。
A「…あ、そっか昨日泊まったんだっけ」
重岡「そうやで、ほらはよ座り?
朝ごはんもうすぐ出来んで〜」
A「え、作ってくれたの?やった!」
目の前には出来立ての朝ごはん。
A「おいしそう〜いただきます!」
重岡「どうぞ〜」
1口パクッと食べてみると、
A「え、うま!うますぎる!」
本当に美味しい。
重岡「そりゃどうも」
片付けもしてくれて朝食も作ってくれて…
家政婦みたい。
重岡「…いま俺のこと家政婦みたいって思ったやろ。」
A「…なんでわかんの」
重岡「お前のわかりやすさはほんまにピカイチやで。
ついでに言うと、忘れっぽいとこもめんどくさがり屋なとこもピカイチ」
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ひのりーる(プロフ) - 一波さん» 前作、今作とコメントありがとうございます(泣)頑張ります^ ^ (2019年4月16日 23時) (レス) id: 7a7ddd48ba (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - 更新分まで読み終わりましたー!この二人見てると微笑んでまいますね(^^)続き楽しみにしてます(^^) (2019年4月16日 2時) (レス) id: 9b260c34a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひのりーる | 作成日時:2019年4月14日 1時