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「信用も獲た事ですし、事の説明というか私の考察を話させてもらおうと思います」
私の言葉に、2人は口を閉じた。
まずは、何故2人の正体を知っているのかという事だが、先程も説明したように作品として存在しているから。私はファンであり、コミックを買い集めているので知っているのは当然のことなのだ。
その旨を説明すると、難しい顔をして何かを考え出した。
コナンくんはそれを手に取ってペラペラと捲ると、なるほどと呟いた。
「…やっぱり、本当に別世界に来ちゃったみたいだね。この中に蘭姉ちゃんや歩美達がいるし、不自然に空白がある。きっとここに僕らがいたんだ」
「確かに風見さん達も居るようですね、どうりで連絡がつかないわけだ」
私は2人の言葉にコクリと頷く。
現状を掴めただけでも説明は楽になる。
この2人が秀才で良かったと心から思った。
と言うか、風見さんの名前を出しているということは、コナンくんにもうバレているということで良いのだろうか。
私の考えを読んだかのように、安室さんは「大丈夫ですよ、彼はもう知っていますから」と言った。
「では…話は戻りますが、安室さんは私を公安の指示で保護する為に連れ出したんですよね？」
「驚いた、そこまで知っていたんですか」
「いえ、風見さんに連絡するのが聞こえてしまいまして」
安室さんは「あの時ですか…」と呟くと、連れ出した理由を話してくれた。
「少なくとも元の世界に居る時に、椎名Aを保護するようにと指示が来たんです。探している時に、丁度学校からその名前が聞こえてきましてね。
慌てて校内を探し回ったんですよ」
学校に入るための手続きや、私のクラスを調べる理由を説明するのに苦労したと話した。
なるほど、あの時の慌てようが今やっと分かった。
「保護対象の女性と私が同一人物かは定かでは無いですが。きっと、探している間に何かの弾みで此方へ来てしまったんでしょう…」
私の言葉に、安室さんは頷いた。
コナンはと言うと、慌ててポアロから飛び出した安室さんを案じて追いかけてきたのだと言う。
土地勘のないこの地でもここまで辿り着けたのは、恐らく安室さんに発信器を取り付けて、追跡メガネで追ってきていたからだろう。
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天桜＊(プロフ) - キリさん» はじめまして！コメントありがとうございます！！そうなんですか！嬉しいです〜！これから続編なのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年7月13日 18時) (
レス) id: 4b54fd1f63 (このIDを非表示/違反報告)
キリ(プロフ) - はじめまして！とても面白くて一気に読んでしまいました！これからも応援しています！ (2019年7月13日 17時) (レス) id: c2c9e9fdb1 (このIDを非表示/違反報告)
天桜＊(プロフ) - 結さん» コメントありがとうございます！そういう事です〜！！ (2019年7月8日 20時) (レス) id: 4b54fd1f63 (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - 質問なんですけど、これ目暮警部もトリップしてるってことですか？ (2019年7月8日 12時) (レス) id: f755b3d80f (このIDを非表示/違反報告)
天桜＊(プロフ) - ピースサインさん» コメントありがとうございます！私もそれを狙っていたので喜んでいただけて良かったです〜！！頑張ります！！ (2019年6月7日 22時) (レス) id: 4b54fd1f63 (このIDを非表示/違反報告)
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