運命束縛〜逃げられない神隠し〜

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一人でいたくない……………のに…








早く返事をしてほしいのに…………









『………紫耀？廉？海人？』









いくら、声をかけても

全然返事がない。









…………まさか……もう寝た？









え…………やだよ……！



寝ないでよ…………！！









私、こんなメール来てるんだよ？







怖くて、怖くて、仕方ないんだよ？









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静かに、ドアを開けて

中の様子を見てみると……………









電気は点いてるけど………

誰もいなくて……









『…………え……うそ………』









誰もいない。









なんで？なんで？なんで!?









部屋に入って、辺りを見回しても

3人がいる気配なんて少しもなくて…………。









バクバクと心臓の鼓動が

激しくなっていく。









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とりあえず、1階も見てみようと思い

部屋を出ようとした時…………









『…………っ……うぇっ………!?』









勢いよく、手を掴まれて

変な声が出る。









後ろを向くと…………




満面の笑みの…………紫耀がいた。








『……………ちょっ……びっくりしたぁ……。


え!?部屋にいたの？』





紫耀「ハハッ……ごめん、ごめん！

ちょっと驚かしたくなっちゃって(笑)」









紫耀がクシャッと笑うと、

後ろの大きなクローゼットから









海人「…………あぁ〜あっつ！！」


廉「………A、ビビりすぎ。」









暑そうに、廉と海人が出てきた。









『……………そこに隠れるとか…


はぁ…………本当、しょうもない。』


紫耀「ごめん！ごめん！！


で？どうしたの？」






『………あ！』









私は本来の目的を思い出す。









『実は…………変なメールが…』









届いたメールを見せると

3人は微妙な顔をして、私を見てきた。









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海人「A…………、犯人っていうか……このメールの送り主に

ターゲットにされてる……？」









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私が…………


ターゲットに…………？









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