〜６９〜 ページ25
A「すごいじゃんか、リュウジ！
いつのまに必殺技を……！」
リュウジ「えへへ〜！
小石川と練習試合してから、俺も色々考えてさ、
自分でもシュートを決められるように、必殺技を作り出したんだ！」
タツヤ「でも、驚いたな。
こんな短時間で出来上がるなんて。」
リュウジ「前から研究はしてたんだけどね。
ようやく形になったよ！」
得意気に話すリュウジに、私も対抗心を掻き立てられる。
A「よーし！
私もアストロブレイクぐらいカッコいい必殺技、
完成させるぞー！」
リュウジ「おお！気合い入ってるね、Aちゃん！
俺も更に磨きをかけなきゃ。」
そう意気込むと、私達はさっそくシュート練習を始めた。
瞳子「あ、南野さん……！
もう……これって決めたら猪突猛進な子ね。」
タツヤ「もうだいたいの話し合いは済んだから、
許してあげてください、監督。」
晴矢「必殺技か……」
風介「私達も考えてみるべきかもね。
自分の必殺技を。」
晴矢「タツヤやリュウジにばかり、デカい顔させたくねえしな。
……よし。」
・
・
リュウジ「うへ〜……もうボールが見えないや……」
A「そうだな……」
シュート練習を始めて約１時間。
肌寒い季節になると、外も暗くなるのが早い。
いちおうここのグランドはライトはあるけど、一部分しか照らし出せない。
A「君之も、もうボール見えないよな？」
君之「うん。 正直、この暗さじゃ練習にならないと思う。」
ずっとキーパーをしてくれてた君之も、流石に限界だった。
瞳子「みんな、中に入るわよ。
体幹トレーニングと筋トレに切り替えましょう。」
瞳子監督の言葉で、みんなが中に移動していく。
A「う〜ん……まだ必殺技のヒントが、何も掴めてないんだけどな……」
リュウジ「でも、Aちゃんにはブレイブショットがあるし、
そんなに焦らなくても大丈夫だよ、きっと。」
純粋な笑顔で励ましてくれるリュウジ。
だけど、私は首を横に振った。
A「ブレイブショットだけじゃダメなんだ。
シュートを決めるためには、新しい力が必要なんだよ。」
君之「Aさん……」
リュウジ「そ、そうだよね……」
A「…あっ、ごめんごめん！
さ、みんなの所に行こうぜ！」
重くなった空気を切り替え、私達３人はボールを片付け、トレーニングのため室内へ入った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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青碧(プロフ) - ミカさんお久しぶりです、青碧でございます!久々に覗いたらいつの間にかアレスを書かれていてびっくりしました!お早い!!お話の展開が良くて楽しく読ませていただきました+*多忙かとは思いますが変わらず応援しております!! (2022年4月26日 13時) (
レス) id: cf763a1038 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - きざみんさん» コメントありがとうございます!! ちまちま更新ですが、ちょっとずつ書いていこうと思います！ 頑張りますので、読んでいただけると嬉しいです！(* ´ ▽ ` *) (2022年3月16日 19時) (レス) @page32 id: 7ddf859fc8 (このIDを非表示/違反報告)
きざみん - 続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2022年1月23日 10時) (レス) @page31 id: 9835f2cbf2 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - ラキさん» コメントありがとうございます!! 更新が遅くて申し訳ありません…m(_ _)m ちびちび更新ですが、これからも読んでくださると幸いです！(*＾▽＾*) (2021年6月2日 4時) (レス) id: 7ddf859fc8 (このIDを非表示/違反報告)
ラキ - 続きがすごく気になります！これから頑張ってください！応援してます！ (2021年5月10日 9時) (レス) id: fd6767c807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：媛乃ミカ | 作成日時：2019年4月14日 1時
