〜６３〜 風介side ページ19
―風介side―
風介「……//」
どうしてこんなにも、Aの事が頭に引っかかるんだ。
どうしてさっき、部屋に入ろうとするAを引き止めたんだ。
私はいったい、Aをどう見ているんだ……。
さっきだって……。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
風介『それで、何でヒロトと一緒に居たんだ？』
A『あいつが喧嘩をふっかけてきたんだ。
だからＰＫで勝負しようって事になって。』
風介『説明になっていないぞ……
だが、勝負というのは本当だったんだな。』
A『あいつに勝ちたかったんだ！
やられっぱなしじゃ悔しいからな！』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
危険な相手だと分かっているはずなのに、何故立ち向かえる……。
さっきだって、私が助けに入らなかったら、怪我を負っていたかもしれないのに。
・
晴矢「お前、どこ行ってたんだ？」
部屋に戻ると、いつも通りベッドで横になってる晴矢が居た。
何も知らず、脳天気な奴だ。
風介「……キミに教える必要は無いね。」
晴矢「はあ？」
こいつにあった事をそのまま話せば、すぐに噛みついてくるだろう。
特にこいつは、何かとAの事となると敏感だからな。
私はそのまま、自分のベッドに入った。
そして、無機質な天井を見上げる。
風介(Aの事になると黙っていられないのは、私も同じだが……)
あの前向きにサッカーをする姿や、仲間の事を一番に思ってくれる優しさ。
困難にぶつかっても、折れずに立ち上がる強さ。
そしてあの、強気で暖かい笑顔。
Aの良いところは、数えればたくさん出てくる。
そしてその度、心臓が締め付けられる感覚に襲われる。
この気持ちは……いったい……。
風介(……私は……)
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青碧(プロフ) - ミカさんお久しぶりです、青碧でございます!久々に覗いたらいつの間にかアレスを書かれていてびっくりしました!お早い!!お話の展開が良くて楽しく読ませていただきました+*多忙かとは思いますが変わらず応援しております!! (2022年4月26日 13時) (
レス) id: cf763a1038 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - きざみんさん» コメントありがとうございます!! ちまちま更新ですが、ちょっとずつ書いていこうと思います！ 頑張りますので、読んでいただけると嬉しいです！(* ´ ▽ ` *) (2022年3月16日 19時) (レス) @page32 id: 7ddf859fc8 (このIDを非表示/違反報告)
きざみん - 続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2022年1月23日 10時) (レス) @page31 id: 9835f2cbf2 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - ラキさん» コメントありがとうございます!! 更新が遅くて申し訳ありません…m(_ _)m ちびちび更新ですが、これからも読んでくださると幸いです！(*＾▽＾*) (2021年6月2日 4時) (レス) id: 7ddf859fc8 (このIDを非表示/違反報告)
ラキ - 続きがすごく気になります！これから頑張ってください！応援してます！ (2021年5月10日 9時) (レス) id: fd6767c807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：媛乃ミカ | 作成日時：2019年4月14日 1時
