～私の知らない過去～【ＦＦ編】第４幕 (ページ4)

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？「勝手な行動は慎め。霧隠。」

突然現れて２人のボールを奪った２人組は、霧隠と同じユニフォームだ。

A「もしかして、あの２人も戦国伊賀島……？」

？「さよう。名は初鳥伴三と申す。」

？「わたしは風魔小平太。」

それにしても、霧隠と同じくらいの速さだった……。

戦国伊賀島って、こんな選手ばかりなのか？

風魔「サッカーは個人競技にあらず。
　チーム同士で競うものだ。」

白いバンダナをした風魔と名乗る男の子が、淡々と霧隠に説教をする。

霧隠「ちぇっ……分かったよ。」

すると霧隠も渋々聞き入れた。

霧隠「名前覚えとくぜ。

　えっと………………藤丸君。」←

風丸「風丸だ！」←

初鳥「霧隠のプレーを謝罪する。
　それと、『女のくせに』などという差別をしたことも……。」

緑色の髪をした初鳥という男の子は、私に深々頭を下げた。

A「い、いやいや！そんな謝んなくていいって！」

流石にこんな真面目に謝られると……。←

初鳥「では……御免！」

そう言うと、３人はあっという間に居なくなってしまった。

染岡「な、なんだ……!!?」

壁山「急に居なくなっちゃったっスね……」

春奈「忍者……」

A「……かっけぇ!!!///」←

風丸「え？」←

さっきの怒りはどこへやら。

私の脳内には、忍術かっけぇの言葉しか無かった。←

響木「風丸に匹敵する速さを持つチームか………。」

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角馬『毎年幾多の名勝負を繰り広げてきた、ＦＦ全国大会!!!
　このフロンティアスタジアムは、試合開始を今か今かと待ちわびている!!!

　雷門中対戦国伊賀島中………
　この試合はその名勝負に名を刻む事になるのかぁ!!!!』

いよいよこの時がやってきた。

試合開始２分前……

響木「スターティングメンバーを発表する。

　FWは、豪炎寺・染岡。
　MFは、半田・A・宍戸・松野。
　DFは、壁山・栗松・風丸・土門。

　そしてGKは円堂だ。」

目金「忍者サッカーという事だけあって、
　どんなプレーをしてくるのか予測が出来ません。」

円堂「大丈夫さ！
　最初からバンバン攻めて、絶対勝とうぜ!!!!」

全員「「おぉーーーっ!!!!!」」

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少林寺「ﾎﾞｿｯ))はあ……またベンチか……」

A「っ…………」