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宏人「何バレてんの...」
岡崎「抜け目ねぇな〜、馬淵さん(笑)」
宏人「しかし、《ブルーローズ》のマスターが
Aの父親だったとは...」
岡崎「どうりで(笑)。
似てるな、あの親子(笑)。」
宏人「岡崎とAは
何時からの知り合い?」
岡崎「きちんと知り合ったのは、
あの子が自首してきた時。
でも最初はヤマトが警察に補導された時。
まぁ、婦警さんに怖じ気つく事無く、
理路整然と意見を言ってた(笑)。
生意気なくそガキだと思ったよ(笑)
大迫は何処で、あの女当主と知り合ったの?」
宏人「え?あぁ。
初めはAの子どもが通ってた学校。
子どもの担任はしてないけど、
色々話す機会があってね。」
岡崎「Σ先生と保護者?」
宏人「いや、こんな関係になったのは
velvetで再会して。
Aは、俺らの仕事に理解あったから。
気が付けば...飲み仲間で。
俺が甘えたんだよね...。
甘えるなんて柄じゃない事して(笑)。
でも...思えば、ずっとそうしたかった。
出逢った頃から...ずっと。
それに気が付かされた...。
心の何処かで《先生と保護者》って関係が引っ掛かって、蓋をしてただけだった。」
岡崎「大迫は根は真面目だからね(笑)
でもこうなった以上」
大迫「分かってるよ。
でも俺は俺のするべき事をするだけ(笑)
アイツも帰って来る頃だろ?」
岡崎「まぁね。
だから馬淵さんも、相手も焦ってる。
その証拠が今日の出来事だろ。
にしても、綺麗な戦い方するよな(笑)」
宏人「特訓したから(笑)」
岡崎「くそ真面目か!(笑)」
宏人「そうかもな(笑)
そろそろ向き合って貰おう。
馬淵さんもマスターとの関係に...
いい加減、本性見せて貰わねぇと。」
岡崎「あの子が知ってる事に
気が付いて無いとは思えないからね。
其がどれだけ、あの子を傷つけたのか。」
宏人「あんなに憔悴しきったA
もう見るの嫌です。
#俺は、あの2人が出した選択が
間違ってるなんて思えない」
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作者名:アヤコ | 作成日時:2017年11月20日 17時