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弓道を終えて、お風呂に入る。
お風呂から上がると、
怒ってる愛子ちゃんと、
困ってる登さんの姿。
A「登さん、お疲れ様です。
また、愛子ちゃん怒らせてるの？
構ってあげなよ。
愛子ちゃん。
仕事なら、もっとこう、寛容に？
登さんが好きなのは分かるけど。」
愛子/登「///Aちゃん(さん)！」
揃えて呼ぶ２人。
A「はいはい、仲が良くて(笑)」
賢人「あ、姉御。この間の資料です。」
賢人が、この前、南と建設業者と打ち合わせした時の資料を持ってきた。
A「分かった。目を通しておく。
部屋でやる。
あ、夫婦喧嘩もお部屋でね(笑)
仲直りも簡単に出来るよ。」
愛子/登「///Aちゃん(さん)つ！」
からかったせいか、
２人とも顔が赤くなった。
笑いながら、部屋に戻った。
暫く、部屋で資料を読み漁る。
※うーん、確かにこんな事されると、
反感買うよね...。
さぁて、どうしたもんかな...。
これを逆手に取れば...でもな...。
色んな事を考えてると
【ｺﾝｺﾝ】部屋がノックされた。
A「はい...誰？」
《お茶をお持ちしました。
瀧澤香音です。》
※茉奈の娘か...
A「どうぞ。」
香音と名乗る女の子が部屋にきた。
緊張してるのか、おどおどしていた。
A「有り難う、そこに置いといて。」
【ｶﾁｬｶﾁｬ】
マグカップが震えてる。
※どれだけ緊張してるの？
A「新しい高校には慣れた？」
香音「まぁ...」
A「大変かも知れないけど、頑張りなさい。」
※余計なお世話かな...
香音「あの...」
A「うん？」
香音「母とどういう関係ですか？」
A「昔を知ってる...感じ。」
※確かに伝え難い関係...
香音「あの！母を恨んでますか？」
A「恨んでない。
そう言えば、納得する(笑)？
それとも...恨んでる。
そう言った方が説得力ある？」
※香音...。
貴女はどっちの答えを期待してる？
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作者名：アヤコ | 作成日時：2017年11月20日 17時
