17:この世界は ページ18
トントンの憤慨した様子に慌てて俺は口をつぐむ。
けれどそれも数秒のことで、ふと気になることがあったからだ。
『あのさあ、思ったんやけど…てか、小さい頃から思ってたことだけども
ここって異世界なん？』
みんな軍服を着ているからラノベでよく見る軍パロなるものなんだろうか？しかしどうやって？
コイツらの本体…付喪神の器である物は俺の家にあるのに、どういう仕組みなんだ。
gr「あー難しい話だな…トン氏、任せた」
tn「そうやって俺に面倒事だけ押し付けるのやめてもらっていいですかねぇ」
説明するのが億劫なのか、もっきゅもっきゅと飯をほおばるグルッペンは半目になったトントンから目を逸らす。
tn「ま、この際やし言っとくか…
まずここは、異世界やない。確かに魔法なんてモンがあるし国はあるし戦争ドンパチしとるけど…
歴史はAのとことそっくりやねん。国や偉人の名前が違ったり、島や大陸の形は異なったり…けれど大本は同じ、時代がAの世界より遅いかもしれん。
けどな、料理名とかここにある機械は、Aのところとまんま一緒や…んん、分かるか…？」
『…つまり、
平行世界(パラレルワールド)
みたいなもの？』
tn「うん、せやな」
俺がトントンの言葉を咀嚼し行き着いた答えは…。
時間軸が異なる、もう一つの【俺が暮らしている世界】…
別の惑星にあるとか、そもそも地球じゃない場所に転生したとかではなく、
同じ地球であるけど、時空の歪みによって【俺が暮らしている世界】から分岐したもう一つの地球。
言わばSFチックな、パラレルワールドだとトントンを含めた奴等全員は頷いた。
作者から)夢主くん容姿→←16:だってさ…邪気、込もってそうじゃん？
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琥珀 - ごめんなさい！絵の件はほんまに無理です！貴方以上の画力僕には持ってないですから！！ (2022年7月11日 22時) (
レス) @page19 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
ラリー - つ、続きをお恵みください！この作品凄く好きです！ (2020年12月17日 21時) (レス) id: 5b19f388c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハピ粉 | 作成日時：2020年5月11日 3時
