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雄也(26) ケイ(?)
「先生!!!!
コンビニんとこの裏路地に壊れたヒト
捨てられてるー!!!!!」
「わかった!!!
教えてくれてありがとな!!」
そう俺が言うときゃあなんて騒ぎながら去っていく小学生たち。
俺は医者だ。
まあ人ではなくロボット専門だが。
一昔前にはエンジニアと言われていた職業だ。
現在人間と同じか、
それ以上いるロボットは
見た目は人間とほぼ変わらない。
そいつらが最低一家に一台はいる時代だ。
壊れない限り何でも記憶し続け
それを決して忘れないし、
食料・睡眠なしで年中働いてくれる彼等だが感情を持ってはいない。
いないというか、持てない。
彼等の暴走を恐れる政府が法律で
ロボットの感情を持つことを禁止したためだ。
まあそもそも今の技術ではロボットに感情を持たせること自体不可能だろうが。
最近は彼らに感情がないのをいいことに捨てられるロボットが後を絶たない。
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作者名:ちゃん | 作成日時:2023年12月1日 15時