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「やっぱ大ちゃんは太陽なんだよな」
慧の声だった。
いつの日かお互いを人間以外に例えると?なんて小学生のトークテーマか!っていう話題を慧が俺に振った時に言った言葉だ。
さっきも慧は俺のことを太陽だと言った。
なんで今この言葉を思い出してしまったのか、。
そんなことを言われたら撃てないじゃないか。
太陽は闇に染まっちゃいけないんだから。
必死に嗚咽が漏れないように耐える。
ヤツらがやっと出ていった。
我慢していた涙が止まらない。
俺は太陽なんかじゃない
だって俺にとっての太陽、希望は慧だから。
太陽がない世界で生きていける自信はないけど、
俺のことを太陽だと言ってくれた君のために俺は生きるよ
慧ほんとにごめんな。
絶対仇は取るから。
そう思いながら彼の手を握った。
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作者名:ちゃん | 作成日時:2023年12月1日 15時