かっちゃんの幼なじみの女のコ５【ヒロアカ】 (ページ6)

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目が覚めると、視界に入ってきたのはリカバリーガール先生の姿だった

あれ、体育祭は…

…そっか。私、勝己に負けて…

「おや、起きたのかい」

「あ、はい…」

「よく頑張ったねぇ。ほら、ハリボーお食べ」

「ありがとうございます」

３粒だけハリボーをもらって食べる

…うん。甘くて美味しい

それにしても体がめちゃくちゃだるい

いきなり個性を使ったからか…

「あんた、クリスタルの娘っ子だったのかい」

「はい、そうです、」

「あんまり似てないねぇ。あたしゃ気づかなかったよ」

「あはは、よく言われます…」

外見はお母さんよりだから、あんまりバレてこなかったんだよな…

まぁもうこれで、全国に広まっちゃったけど

「体の方はどうさね？」

「気だるいけど、普通に動けます」

「そうかい。なら早く、あの子の元へ行ってやりんさい」

「へ…？あの子…？」

「爆豪勝己って子だよ」

勝己…？

あっそうか、勝己が決勝進出で…

相手は…確か轟だ

「勝己に、何かあったんですか…？」

「…あたしの口ではどうも説明できないねぇ…」

…心配だ

まさか、勝己が怪我負ったりとか…！？

「とっ、とにかく行ってきます！！」

「ぶっ倒れてたんだから、無茶はしちゃいけないよ。場所は解説席側のところに行けば分かるからね」

「はい！」

体は確かにだるいけど勝己の方が優先だ

何もないといいけど、さっきの先生の口ぶりじゃきっと何かあったんだ…

「待ってて、勝己…！」