かっちゃんの幼なじみの女のコ５【ヒロアカ】 (ページ41)

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翌朝

屋敷の外周を走り終えて食堂でご飯を食べていると、イヴさんが話しかけてきた

「おはようございます、澪様！昨日はよく眠れましたか？」

「あ、おはようございます。はい、ちゃんと寝れました」

「それはよかったです！この後ですが、ご主人様から言伝を預かってまして…「食事が終わったら開発所の方に来い」、とのことです。コスチューム改良の件を進めるそうで」

「そうなんですか…分かりました」

朝からどぎつい訓練がなくて少しホッとした…

椿さんのことだから何か言われるだろうと思い、早めにご飯を食べて、イヴさんに開発所へと案内してもらった

「もう少しで来られると思いますので、しばらくここでお待ちください！」

「はい、ありがとうございます」

開発所って言うから工場みたいなものをイメージきていたけど、大学の研究室みたいな場所だった

すごいなぁ…

「へい、そこの子！」

「……？」

辺りをキョロキョロしていると、後ろから白衣を着た女の人に声をかけられた

「…？わ、私ですか…？」

「名前は？なんて言うの！？」

「…えっと…詠守澪、です」

「澪ちゃん！いい名前！ねぇ、何でも奢るからお姉さんとデートしに行かない！？」

「へ、」

「澪ちゃんの好きなものなんでも買ってあげるよ！望むままに！」

「…いやあの…」

「遠慮は要らないよ！さぁさぁ！」

…どうしよう

変な人に絡まれた…

「いや、私、その…」

「お願い何でもおごふっ！？」

喋っていると女の人は急に横から頬を殴られ倒れた

恐る恐る横を見ると、恐ろしい顔をした椿さんが立っていた

「…恥晒しが…！！」

「いっててー…。ちょっと、この高貴なるお姉様の頬をお殴りもうしたわね！？それにその態度！！酷くない！？」

「お前の方が十分酷ぇよクソ姉貴！あと「お殴りもうした」ってなんだよ！日本語がなってねぇ！人生ハナからやり直してこい！！」

…姉貴？

この女の人は…椿さんのお姉さん…？