かっちゃんの幼なじみの女のコ５【ヒロアカ】 (ページ4)

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「詠守さん、行動不能！よって決勝進出は、１-Ａ爆豪勝己！」

会場がわあああっと歓声をあげる

澪ちゃん…

キャパ、とっくに越えてたんだ…

「おい見ろよあれ！」

「お？」

「ん？」

上鳴くんが指さしたのは

動けなくなった澪ちゃんを、かっちゃんが堂々とお姫様抱っこしていたところだった

「「「「「何してんだアイツーーー！！？」」」」」

「ほほう…爆豪のやつやりよるな…」

「あ、あはは…」

《なぁイレイザー、アイツら付き合ってんのか？》

《俺に聞くな…》

会場がキャーキャーという声に包まれる

…かっちゃん、こんな場でよく堂々とやるなぁ…

「それにしてもアイツら、付き合ってんのによく全力でぶつかりあえたな～…」

「俺なら怖くてできんわ…」

「かっちゃんは勝負事には例え相手が澪ちゃんでも誰でも手を抜かないから…」

「中学ん時喧嘩して個性でやり合ったけどボロ負けした。女男関係なしで手加減ない。ウザイ」

…改めて考えると２人はやっぱりすごいや

ずっと一緒にいるのに、越えさせようとすらさせてくれない

「はー。澪やアンタや爆豪は目立った活躍してんのにさ…同中の中でアタシだけ雑魚みおたいな負け方したっつーか…」

「そっそんなことないよ！夢宮さんだってすごかったし！それに、僕は２人に比べたらまだまだだし…」

「謙遜すんなやいこんにゃろう！あぁもう緑谷だって個性制御できてないだけでそれ以外はフツーに強いしさぁ！！なんなんだよホント！アタシの周りスペック高すぎんだよ！！」

「はは…」