かっちゃんの幼なじみの女のコ５【ヒロアカ】 (ページ30)

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「技術…」

「じゃねーと俺はんなとこまでわざわざガキ呼び出したりしねーよ」

同じ個性を持つ人から、技術を受け継がせてもらえる…

ここに来て正解だった…！

…まぁ、めちゃくちゃボロカス言われたけど…

「んで、てめーのヒーロー名は」

「…あ……えっと…」

「…まさか、決めてねぇとかねぇよな？」

「……その通りです、すみません……」

「ざっけんな！んなぐれぇ決めてこいや！」

…だって、時間切れになっちゃったし…

その後も考えてみたけど、何も思いつかなかったし…

「…はぁ。どーでもいいけどよ…」

「すみません…」

どかっと椅子に座って、プロテクトさんは私を睨んだ

「これから１週間、俺はてめーに最低限の技術を仕込む。手抜かりも手加減もぜってーしねーからな。覚悟しとけ」

「っはい！よろしくお願いします！」

…よし、頑張らないと…！

めちゃくちゃ最高の機会だ、ちゃんとモノにして帰ろう！

「んで、１週間で成長が見受けられたその時は…お前にこの名、くれてやるよ。『結界ヒーロー』の名をな」

「…え、いいんですか…？」

「元々俺ァそっちの名で活動してねぇんだよ。てめぇごときが名乗ろうが俺に害はねぇ」

「あ、ありがとうございます…！」

…そんな大事なものを貰えるなんて…

…よし。全力でやるぞ…！