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「例年はもっとバラけるんだが…今年は３人に注目が偏った｣
黒板に映された結果には
轟 ４１２３票
勝己 ３５５６票
私 ２９４６票
…２９４６！！？
「体育祭と順位逆転してんじゃん｣
「表彰台で拘束された奴とかビビって呼べないって｣
「ビビってんじゃねぇよプロが！｣
それでもかなりの数来てるじゃん…
てか、２９４６って…
いやいや、そんなに来るの…？
「１０６だって！アタシにも来てた！ねぇ澪！」
「お、ホントだ。おめでとう」
なんか、現実感ない数字だな…
まぁ、全国かららしいし…こんなもんか
「この結果を踏まえ、指名の有無に関係なくいわゆる職場体験ってのに行ってもらう。お前らはUSJん時一足先にヴィランとの戦闘を経験してしまったが…プロの活動を実際に体験してより実りある訓練をしようってこった｣
…職場体験…
つまり、そのヒーローの元で鍛えてもらえるんだ…！
これはいいチャンスだ、気をつけて選ばないと…
「まあそのヒーロー名はまだ仮ではあるが適当なもんは…｣
「付けたら地獄を見ちゃうよ！」
話の途中でガラッとドアが開いてミッドナイトが入ってきた
「学生時代に付けたヒーロー名が世に認知されそのままプロ名になってる人多いからね！」
「その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう。俺はそういうのできん。将来自分がどうなるのか、名を付けることでイメージが固まりそこに近づいていく。それが「名は体を表すってことだ」。「オールマイト」とかな｣
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作者名：櫻ノ院 小汰楼 | 作成日時：2020年4月9日 21時
