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ロボロ視点
部屋に戻ろうと廊下を歩くと、
グルッペンの部屋から話し声が聞こえた。
4、5人くらいだろうか
何やら言い争いをしている
まーた内ゲバか、なんて考えたけど
内ゲバにしては静かだった。
珍しく思い、思わず部屋に入った。
見ると、大先生、ゾム、シャオロン、ショッピ、チーノがいた。
グルッペンによるとアップルパイで喧嘩してるらしい。
ゾム辺りなら分かるけど、シャオロン達も欲するのは珍しかった
何処の高級店なのだろうか、と聞くと
gr「嗚呼、これはAが作ったんだゾ」
と説明した。
単純に凄いなと思った
…なんか食べたなってきたなぁ。
見れば見るほどキラキラして、不思議な魅力が感じられる
無意識に手をのばすが、シャオロンに手を叩かれた
sho「なに勝手に食べようとしてんねん！」
ハッと我に返るが、食べたい欲は留まらなかった
そうこうしている所にAさんが来た。
『え…何事？』
gr「アップルパイを誰が食べるか言い争ってるんだゾ」
皆ジャンケンで決めることに納得したため、恨みっこなしでジャンケンを始めようとする
syp「いーや、俺が食べます！」
zm「俺が食べる！」
rbr「お前絶対全部食べるやろ！」
ut「ロボロうるさい……耳が……」
ci「皆さん大人気ないですねぇ…」
sho「チーノどさくさに紛れて皿ごと持っていくのやめろや！お前が大人気ないわ!!」
悪いけど譲る気はない。
覚悟を決める
「「「「「「ジャーンケーン……」」」」」」
ポン！！
sho「………よっしゃァァァァァ！」
ut「勝った…！」
zm「ふーん！やったぜ!!」
rbr「やった！」
ci「くっそーー！」
syp「…………まじか……」
か、勝った！
ショッピとチーノは凄い顔で勝った奴を睨みつけていた
渡されたアップルパイを食べる。
ほのかな林檎の甘みが
サクサクとしたパイと合う
この世のものとは思えないほど美味しかった。
どうしたらこんなものが作れるのだろう
高級店にも劣らない、何なら超えている
大袈裟かもしれないが、本当に美味しかった。
気がつけば皿の上には何もなくなっていた。
また食べたい。
そう言いたかったが
自分の喉から言葉が出ることはなかった
考えると、勝手に人のものを食べてまた作れ、なんて烏滸がましい話だ。
俺は居たたまれなくなって自室に戻った
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作者のハニカム - こー！さん» こー！さん、多くのコメントありがとうございます！早速書かせていただきますよ〜！ (2022年6月11日 23時) (
レス) id: 4452b9e302 (このIDを非表示/違反報告)
こー！ - リクエスト！後輩組にケモミミが生えた話書いてほすぃです。。これからも更新頑張ってください！ (2022年6月11日 22時) (レス) id: 65d5889dde (このIDを非表示/違反報告)
こー！ - こんにちは！この作品大好きです！これからの展開めっちゃめちゃ楽しみです！無理しないで頑張ってください！！！！ (2022年6月5日 22時) (レス) @page5 id: 65d5889dde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハニカム | 作成日時：2022年6月4日 7時
