景「11話…私あんま出てなくない!?」 ページ12
「うぇぇぇ…もう無理ぽ…」
授業がやっと終わり、机に突っ伏す。
無理…おバカな私には無理っすわぁ……
「景ー!来週女バスの助っ人やってよー!」
そう言ってきたのは…クラスメイトの子だった。
バスケかぁ…うーん…
「抜け駆けしないでよバスケ部!四ノ宮さん、今度はバレー部に来るわよね!?」
「何言ってんの!?ソフトボールに来るよね!?四ノ宮ちゃん!!」
「おい女子!四ノ宮は俺達剣道部に来るんだ!」
やめてー!私のために争わないでー!(裏声)
とまぁこんな感じで…私はたまーに運動部の助っ人に入っている。
たまにだよ!?なのにどうしてこうなっちゃうんだろうね!?
それに今は…助っ人は控えているし…
でも言ったら言ったで引きずり込むもんなー…運動部怖い!!
逃げたいなー、どうしょっかなーと思っていたら…
ｶﾞﾗｯ
「景さん。帰りま…あ、お取込み中でしたか。」
「帷!」
帷が丁度入ってきた。
ナイスタイミング!グッジョブ!!
内心ガッツポーズしながら、帷の腕をつかむ。
「え…?四ノ宮さん、その男子は…!?」
運動部の先輩方が私を見る。
「まぁ…察してください♪帷帰るよー!…あ、でも買い物したいかも!付き合って!」
「…え、嫌ですよ」
「スタバァのフラペチーノ奢り付きでどうだ!」
「しょうがないですね…あ、俺チョコレートのがいいです。」
呆然とする先輩方を横目に、教室を逃げ出した。
「…はぁ、助っ人も楽じゃないやい」
教室から遠のいたところで、腕を離す。
はぁ…丁度帷が通ってくれてよかった。
「全く…助っ人はなるべく受けないようにしたら良かったじゃないですか。」
「だってー運動部にも入りたかったんだもーん」
「景さんはスポーツだけはめちゃくちゃできますからね」
「ちょっと失礼すぎ!?」
あーもうさっさと帰ろー、と言って歩く。
…しかし、帷は止まったままだった。
「チョコレートフラペチーノ、奢ってくれるんですよね?」
覚えてたのかよ!!
あれ冗談だって察しろや!!
「はぁ…じゃ、雑貨屋行ってからにしよ」
−−−−−−−−−−−
浮気じゃないよ!
浮気じゃないよ!!(大事だから2回言いました)
景はよく偽装で帷を使ってそうだなって思っただけです!
ごめんね!?
恵莉也「12話だよ(*´ω`*)」→←律「えっと、じゅういち…じゃなかった、10話!!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神楽柚希.＠こみゅまたいけなくなった最悪(プロフ) - 更新したいのでパス教えてくださ〜い!!…あれ、アクアって更新していいんですかね？ (2016年4月9日 18時) (
レス) id: f95df422fb (このIDを非表示/違反報告)
S猫。(プロフ) - 完了です (2016年4月7日 22時) (レス) id: 39dd63fb7e (このIDを非表示/違反報告)
S猫。(プロフ) - 更新します。 (2016年4月7日 21時) (レス) id: 39dd63fb7e (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - すいません。あとにします (2016年4月7日 19時) (携帯から) (レス) id: 7acf6e825f (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 更新します!! (2016年4月7日 19時) (携帯から) (レス) id: 7acf6e825f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
