4曲目 奇想曲 ページ4
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────掴むことが出来ない星のように。
お昼になって、また同僚の子が集まって私の所へ来た。さっきの続きだろうと彼女達の言葉を待つ。
「 お昼一緒に行こ〜、さっきの話の続きもしたいし！ね？ 」
「 うん、行こっか 」
そうして来たのはオープンテラスがあるカフェで、昼食を取った後に会話に花を咲かせていた。
「 えーっ同じ中学校だったんだ！高校も？ 」
「 うん、同じ手芸部で…高校は違うよ。私が前のところ辞めて就活してるときに久しぶりに三ツ谷先輩にたまたま会って…それくらい 」
「 え〜いいなぁ、三ツ谷さんみたいな人と同じ部活かぁ、あんなイケメンの先輩欲しかった… 」
ここにいる子たち私より全然可愛いしすぐ三ツ谷先輩と仲良くなれると思うけど、今の私の唯一自慢できるというか良い立場かな、てそっと思ったり。
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「 え…入ってない… 」
帰宅してポストに鍵が入ってないことが分かってしまい、ちらっと自分の部屋の窓を確認すれば付いているはずがない明かりが窓からもれている。
「 おかえりぃ〜オネーサン 」
「 ただいま…じゃないですよ。なんでいるんですか？ 」
ソファの上で胡座をかきながら、私が帰ってきたのを確認するとにぃっ、と口角を上げて私に手を振った。
「 暫く匿ってくんね 」
「 匿うってどういう… 」
「 察しわりーなぁ。指名手配されてっから、オレを一晩匿ったアンタもう共犯だぜ♡ 」
「 しっ指名手配っ……！？ 」
じゃあ私、犯罪者と一晩ひとつ屋根の下に居たってこと…？共犯…って嘘でしょ…？
「 就職したばっかりなのに… 」
「 あん？だぁから、黙ってればいーんだよ 」
「 黙ってる、って… 」
「 簡単だろ？オレが出てくまでよろしく頼むわぁオネーサン♡ 」
途方に暮れた。誰かに相談…て思ったけどこんなこと誰にも言えない…終わった。これからどれだけこの指名手配犯に怯えながら暮らしていくんだろうと思うと、がくっと膝から崩れ落ちた。
「 ばはっ♡ 」
「 うわ、最悪 」
こうして、突如非現実的な日常に私は引き込まれた。この死神さんによって。
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愛之助(プロフ) - 凛愛さん» 疲れましたわ〜🥹 ありがとうございますわ〜😭またなにか書けたらいいな…😌 (2022年10月13日 23時) (
レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 完結おめでとうございました〜❗️無事死神と踊りました〜❗️一からまた読み直します更新お疲れ様でした🥹 (2022年10月13日 6時) (レス) @page31 id: 1a57349a51 (このIDを非表示/違反報告)
愛之助(プロフ) - ha0824duさん» 初めまして〜🤍それはよかったです😭😭ありがとうございます！完結まで頑張ります〜〜💦💦 (2022年9月5日 2時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
ha0824du(プロフ) - 初めまして！！私の推しor推しなので最高にどっきゅんうっふんしてます(*´◒`*)⭐︎これからも応援してます！♡ (2022年9月3日 22時) (レス) @page23 id: 0233a38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
愛之助(プロフ) - 河谷さん» か、…感謝…🤦♀️🤍 今度ドカッと更新するつもり😌✨ 私こそだい゛ずぎい゛い゛ (2021年11月10日 20時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛之助
| 作成日時：2021年10月28日 8時
