第二十三話 あさ ページ28
Aside
ん...、朝か…。
あったかい。いいにおいがする。
うっすらと目を開ける。
少し上を向く。
・・・。
研磨くん!?
あれ、昨日どうやって寝たんだっけ?研磨くんと一緒に寝ようっていう話になって、研磨くんの部屋の前まで来た。その後…、壁側に行ってって言われて…?だめだ、そこからの記憶がない。
っていうか!何この体制!?
私が研磨くんに抱きついて、研磨くんも私に抱きついて・・・
っ恥ずかしい!
どうしよう、ベッドから出ようにも動けないし。
起こしたほうがいいのかな?
寝顔、きれいだな…。ずっと見てられる。最初から思ってたんだけど、研磨くんってかなりのイケメンだよね。
っそうじゃなくて!
どうしよう、起こしたほうがいいかな、
しばらく考えながらもそもそしていると、
研磨「ん・・・、」
A「研磨くん、起きた?」
研磨「ん?、、あぁ、おはよ」
A「おはよう、とりあえず離してほしいな。」
研磨「・・・やだ。」
A「え」
研磨「そもそもそっちが抱きついてきたんでしょ。おれはもうちょっと寝る。」
A「えぇ...」
私から抱きついたって…そんなことしたの?私。全然覚えてないんですけど。
この状況どうしたらいいんだ…。
困り果てていると、リビングからお義母さんの声がした。
義母「Aちゃーん!起きてたら朝ご飯作るの手伝ってちょうだーい。」
A「ほら!お義母さんに呼ばれたよ、私。ほっといたら起こしに来ちゃうかもしれないよ!?ね、だからちょっと離して。」
研磨「ん〜」
A「お願い!」
研磨「しょーがない…」
少し、力が緩まった。
A「ありがと。」
〜リビング〜
A「すいませーん、遅くなりました!」
義母「いいのよいいのよ、昨日寝るの遅かったしね。じゃ、これとこれ、お願いね。」
A「わかりました!」
研磨side
・・・なぜか深夜に目が覚めた。時計を見るとまだ4時頃だった。
ねむい。
なんか腕のほうに違和感がある。妙にあったかい。
、そうか、寝るときに抱きついてきたんだった。
ほんと、警戒心ないよね。男の隣でこんな熟睡するとか。
こんなんだから悪い男につかまるんだよ。
A「んん。。。」
起きた?
・・・起きてない。
・・・寝顔、かわいい…。
え、なにを考えてるの、おれ。
異性に対してかわいいとか今まで思ったことなかったじゃん。
なんか、変な感じがする。。。
クロが聞いたら絶対ニヤニヤするやつ…。
134人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羽珪藻 - ココとナッツさん» 返信遅れて申し訳ございません!健全な男子高校生、確かにそうなのかもしれない。。。これからもちょいちょい入れていくと思います。頑張ります! (2021年11月20日 22時) (レス) id: 24ade4b1dc (このIDを非表示/違反報告)
ココとナッツ - いやいや健全な男子高校生ですよ?!ちょっとぐらいあってもアリだと思いますが。 (2021年11月7日 22時) (レス) @page31 id: b132b85014 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - ささみさん» あ、あああありがとうございます!!!そんなことを言っていただけるなんて…!頑張って書きますので、少しお時間ください!!ありがとうございます!! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 78425f4870 (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 初めまして!この作品読んで研磨推しになりました。(好っっっき。ひかえめに言って神) (2021年10月13日 23時) (レス) @page33 id: 5aa60edf35 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - いちご大福さん» ぜひお越しください!!今はテスト期間なので返事が遅くなるかもしれませんが、たくさん語り合いましょう! (2021年9月23日 16時) (レス) id: b41c959160 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:羽珪藻 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.pnp/novel/0036930/
作成日時:2021年8月8日 14時