How You Dare？【JN】 (ページ32)

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JK「え、イケメン？その人」

『確かにめっちゃイケメンだったよ。
一重だったけど目おっきくて顔のバランス神だった。
それに、顔ちっちゃくて、背高くて、品もあったし良い匂いしたし。』

JK「面食いヌナ発動してて草www」

『しかも私その人に水ぶっかけちゃってさw』

JK「は！？！？死刑確定演出じゃん」

『私もそう思ったんだけどさ笑
それが意外と優しかったのよw

しかも、貸してくれたハンカチがRJだったの！！！！』

これこれ、とカバンから限定RJを出してグクに見せた。

JK「え、これヌナがほしがってたレアグッズじゃん！！」

朝早起きして並んで買いに行こうと思ってたんだけど、結局寝坊して人生終わったチョンAです。

JK「へぇ～そのイケメン王子が使ってたんだ、これ笑笑」

『そーそw意外とかわいくて笑っちゃった』

JK「え、どうやって返すの？クリーニングにでも出すの？
王子様のハンカチ、俺のパンツと一緒に洗濯機に入れるわけにはいかないっしょwww」

あぁぁぁそーだ、やばいどうしよ
なんか高級なお菓子でもつけてないと怒られるかな？？？？？？

JK「でも、RJ好きな人に悪い人はいないんでしょ？」

『その通り！！！』

JK「じゃあ心配しなくても大丈夫でしょ！」

『えー…』

まぁ確かに悪い人ではないと思うんだけどさー…

『っていうか、キムテヒョン？って知ってる？』

JK「え？誰それ？」

『その、唯一の知り合いの友達って人に会ったんだけどさ、モデルやってるらしいのよ』

JK「え、もしかしてまたイケメン！？！？」

『うん、これまたすんごいイケメン』

JK「なんなのそれ、面食いヌナ大喜びのやつじゃん」

そーそ、なぜかイケメンだらけなんですよ！！！とか思っていると、

調べてみるわ、と検索し始めたグク。

そしてすぐに見つけたのか、画面を私に見せてきた。

『あ、そーそ！！この人！』

JK「え、ヌナ知らないの？？この人結構有名だよ？」

『まじ？』

JK「Vって知らない？
クラスの女子たちが雑誌持って騒いでるいつも。」

『えーー！私そんな有名人と喋ったのか。』

サインでも貰えばよかったと馬鹿なことを考えているとちょうどお母さんが帰ってきたので、

王子様のハンカチをどうかどうかホテルのようなお洗濯よろしくお願いいたします、と頼み込んだら、

グクにめっちゃ笑われた。