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松田「クリスマスイベントは来れそうか?」

A「店主ですから頑張ります」

松田「俺は難しいかもしれない」

申し訳なくて見れないのかひたすら手を動かしながら言う。

松田「近くでパトロールするから何かあったら呼んでくれ」

A「仕事優先にしてくださいね、松田さんの評判が落ちちゃうので」

ああ。と返答のすぐに痛っと言う松田さん。
指を切ったようだった。

松田「すまねぇ、ぼーっとしていた」

急いで絆創膏を渡しに近づいた時に今日はじめて顔をまともに見た。
諸伏さんがよく付けている目の下のクマと似ていた。

A「今日は辞めましょう」

松田「なんで?」

A「仕事忙しいなら無理して来ないでください…倒れちゃいます」

酷い顔をしていた。なんで気が付かなかったんだろう…私が変に意識してちゃんと見なかったからだ。

松田「俺が大丈夫だと思って来てるから気にするな」

そんなこと言うけどいつもめちゃくちゃ綺麗に梱包してくれているのに雑さが目立つ。明らかに無理していた。

A「分かりました…」

私は梱包材料を取りに行くと言って外に出ると萩原さんに電話をした。

<萩原「どうしたの?」>

A「松田さんって仕事忙しいんですか?」

そしたら爆弾事件の捜査で松田さんは指揮を執っているらしい。寝る間を惜しんでチームが得てきた情報に目を通し、自らも出向き、その合間を縫って他の事件と花屋をこなしていた。

私や降谷さん、諸伏さんのように慣れてしまえば多少はいいけど(良くない)、1人で背負っている珍しい状況を萩原さんも心配していた。

<萩原「陣平ちゃんもしかして花屋?」>

A「そうなんです、すっごいクマで梱包も雑で先程指を切ってしまって…」

「帰るか寝るか言っても聞いてくれないんです」

<萩原「一度使命感出ちゃうと中々止まらないアクセルしかついてないから、面倒頼むよ」>

プツンと切って店に戻る。





A「言わんこっちゃない!!」

大丈夫と言う口と真逆に松田さんの顔色は悪く座り込んでいた。
頭とかぶつけてないかな。

松田「触るな…どこもぶつけてないから」

そういう時は絶対にぶつけてる。
頭を優しく触っていると顔をしかめた。

A「嘘つき」

松田「……」

立てそうになかったので肩を回して近くのソファーまで運ぶ。こういう時に成長しなかった身長を恨む。

A「めまいですね…今日はもうここで泊まってもらいます!」

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ナギ(プロフ) - 113の風見さんと景光のやりとりですが、風見さんは景光の上司なので風見さんがタメ語で景光が敬語ですよ! (2022年11月20日 21時) (レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年6月8日 11時

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