「萩原と喫茶店-3」ひと休み短編 ページ42
3人でだべっていると次第に仕事の話になるのは職業病。
A「なるほど…公安が提供出来る情報は……」
松田「相変わらず100%は教えてくんねーのな」
A「グレーまで伝えてるんですけどね…」
メモ帳を開きながら眉間にシワを寄せている。
陣平ちゃんがスキあり!と彼女のメモ帳を奪い取るが中身は日付しか書かれていなかった。
萩原「うわ、、全部記憶してんの?」
A「零に叩き込まれたんです」
凄いねえ!と感心していると陣平ちゃんがAちゃんの頬をつねり始めた。
松田「てめぇ、いつから下の名前で呼び始めた?」
A「ひほほのひっかんふぇす!」
なんだ?と手を離すと彼女は仕事の一貫だと言った。
A「どこかで盗聴とかされていたら身元がバレるんです…なのであまり公安と口に出さないで欲しいです」
「もっと偽名が増える予定です…零は今度喫茶店でアルバイトをするそうで、安室透と名乗る見たいです」
頬を擦りながら言う。
ちなみに諸伏ちゃんは緑川唯だそうだ。
松田「じゃあAも偽名なのか?」
A「必要であれば名乗りますよ」
萩原「じゃあ決まったら教えてね」
松田「ヤダね!俺は偽名では呼ばねぇ」
陣平ちゃん大人気ないなぁ。
おしゃべりをし尽くしてAちゃんに降谷ちゃんが働く予定の喫茶店を教えてもらった。
萩原「…あー、俺知ってるかも」
そこは名は知られてない探偵事務所の下にあった。
オーナーさんと若いお姉さんが働いてる最近警察官の間でブームになっている場所だ。
松田「俺知らねぇ」
行ったことないと言う陣平ちゃんにびっくりする。
昼外出る時はコンビニか花屋かの2択しかないらしい。
…Aちゃんお願いだから早く気が付いて欲しい。
萩原「そっか」
蘭「あ、刑事さんだ!喫茶店は結構前に閉まってますよ〜」
探偵事務所の窓から先日クリスマスパーティーで顔を合わせたお嬢さんが教えてくれた。
萩原「そーなんだ!ありがとう蘭ちゃん!」
松田「……」
ここが降谷ちゃんのバイト先。
何を企んでいるのやら分からないけど、意図はあるんだろうね。
萩原「俺らの寄り道先が増えたね」
松田「増えねーよ」
萩原「はいはい」
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ナギ(プロフ) - 113の風見さんと景光のやりとりですが、風見さんは景光の上司なので風見さんがタメ語で景光が敬語ですよ! (2022年11月20日 21時) (レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年6月8日 11時