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諸伏「もう出来たよ、運ぶの手伝ってくれ」

松田「コソコソ動くのがお上手なこと」

諸伏「職業病だね」

んん?なんか火花が散っている気が…。
早く早くと急かされてテーブルに料理を並べに台所を出るとニッコニコの降谷さんと萩原さん。

A「ど、どうしたんですか?」

萩原「別に〜」

降谷「青春だなってね」

松田「早く食べようぜ」

学食を思い出すなぁと降谷さん。彼らは5人でよく食べていたらしい。
話しながらお互いに仕事の話をし始めた。
集まったら有益な情報が獲られるのが嬉しい。

松田「昨日探りに行ったんだが、大当たりだよ」

ジャケットのメモを見ながら松田さんが言う。

降谷「公安から関与はしない予定だけど必要か?」

萩原「変装をできる限りするけどね」

「調べた感じとても大きい組織のようだよ」

その言葉に私は降谷さんと諸伏さんを見た。情報が降りてないかを顔を見合わせて確認する。
降りて無さそうだった。

A「もしかしたらリストに載っている組織かもしれない」

松田「それって…」

降谷「なんだ知ってたのか」

「極秘事項…他言しないで欲しい」

どこで知った?と降谷さん。

A「先日みんなで出掛ける前日に遊園地に行ったんですけど、出くわしたんです」

「黙っててすみません」

松田「誰にも言ってねぇ、…まあ、萩には聞こえちまったが」

萩原「色々事情があるもんね、大丈夫だよ」

降谷「顔は見られてないか?」

A「被り物させてたし、大丈夫だと思います…」

万が一松田さんに何かあったら私の責任だ。

松田「俺は大丈夫だ」

「警察何年目だと思ってる?もうなかなかの中堅さまだぞ?」

降谷「忠犬?」

松田「誰が犬だ」

諸伏「松田は猫だろ」

そう言う話をしてるんじゃねえ!と諸伏さんの朝食をみんなで頬張る。
ベロベロに酔っていたのにもう元気な萩原さんと諸伏さん。降谷さんほどじゃないけど2人も頑丈な肝臓してる。

萩原「で?諸伏ちゃんはこの後何するの?」

今日はオフの諸伏さん。

諸伏「そうだね、Aの花屋の片付けを手伝おうかな」

目線は松田さん。

松田「その必要はねぇーよ、俺がまた昼に寄るんだから」

諸伏「お店開店出来ないだろ?ね?A」

A「え、ええ」

私の頭上にはハテナがたくさん。
それを見てまた降谷さんと萩原さんはニッコニコ。

降谷「青春だな」

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ナギ(プロフ) - 113の風見さんと景光のやりとりですが、風見さんは景光の上司なので風見さんがタメ語で景光が敬語ですよ! (2022年11月20日 21時) (レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年6月8日 11時

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