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降谷「喧嘩した??」

A「……」

降谷さんは珍しいねぇ、と笑った。
笑い事じゃないんですが知らないから仕方ないか。

降谷「で、原因は?」

A「NOCリストが見たいんです」

降谷「ダメだ」

「それは僕もまだ目を通したことの無い代物だよ」

それで喧嘩をしたんだなと今度はため息をつかれた。
何故?と聞かれた。

A「言えないです」

降谷「まあ大体見当はつく。ジンに呼び出された時に何か言われたんだろう」

諦めるんだと言われて落ち込む。
萩原さんから始まって松田さん、二度あることは三度あるというじゃないか。諸伏さんも……。

降谷「顔色が悪いな、キチンと休みなさい」

「……昨日のような組織じみた行動はしないでくれ、時間はかかるかもしれないが僕から上に掛け合ってみるから」

A「時間が……ないんです」

NOCリストは当てにならない、じゃあどうしようか。
その日が来るまで諸伏さんに引っ付くべきかな。
いやそうしたらライに怪しまれてしまう。

A「1人でやるしかなさそう」

悶々と考えても最善策が見つからない、彼を白だとライにも納得させる方法。
思いつかないまま花屋に帰ると昼過ぎ。

A「ああ、警視庁に花を届ける時間だ」

表向きは発注を受けた花の配達。
本当は忘れがちの報告やら始末書やら溜まったものを提出するためだ。

伊達「Aじゃねーか!」

A「伊達さん!今日は外ですか?」

伊達「まあな!聞きこみ調査がこの後あるからな」

駐車場で話していると遠くから伊達さんを呼ぶ声が。

伊達「ちょうど良かった!コイツ、俺と下の名前同じで…」

A「高木刑事!」

なんだ知ってるのか、と伊達さんが笑う。
美和子さんが花屋近くを通った時にいつも着いている人。

高木「日苗さんじゃないですか!どうしてここに?」

A「ちょっと人に用事がありまして」

伊達「そうか!悪いな引き止めて!」

全然大丈夫です!と言うと去り際に高木さんが…

高木「松田さんなら近くの喫煙所にいると思いますよー!」

いや、松田さんに用事がある訳じゃないんだけど…。
とりあえずお礼を言って本庁に入った。

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kne.hrknt(プロフ) - のらねこさん» コメントが遅くなりました!ありがとうございます🙂少しでも楽しんでいただけると嬉しいです!! (5月14日 21時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
のらねこ(プロフ) - ヒロ推しとしては、嬉しすぎます😭 (2023年5月5日 22時) (レス) id: cf3f9452bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2023年5月4日 15時

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