FT×イナイレ大天使の巫女への道のり、そして・・・ (ページ39)

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第169話ページ39

ー海ー

『ごめん、遅れた！！』

豪「いや、俺も今来たところだ。」

少し後片付けに手間取って遅れた

春奈に豪炎寺君に呼ばれている事を言ったら「後片付けはいいのですぐに行ってください！」と言われた

なんでだろ？？

そう思いながら海を眺める

『ところで話って？』

豪「ああ・・・」

突然黙ってしまう・・・

『どうかした？』

急に真剣な目になる豪炎寺君に少し驚く

豪「・・・好きだ。」

『・・・え？』

ちょっと待って・・・

豪炎寺君が・・・私の事を・・・？

豪「俺はAの事が好きだ。」

『・・・！！』

聞き間違いじゃなかった

豪「返事を聞かせてくれないか？」

私はこれまでの事を考える

初めて会った時の事、予選決勝の前の事、

パーティでの事、天使と悪魔の戦いの後の事、

死にかけた時の事・・・

何気に豪炎寺君の近くに私はいた

《自分に嘘をついちゃダメよ！！》

・・・そっか、私は・・・

『私は・・・』

わかった、この気持ち・・・

『豪炎寺君の事が・・・好きです。』

豪「！！」

恥ずかしくなり思いっきり抱きつく

豪「うわっ！」

『ごめん、こんな気持ちは初めてで。』

するとゆっくりと頭を撫でてくれた

豪「俺もだよ。」

『///』

抱きしめる力が強くなる

豪「A。」

名前を呼ばれて顔を上げると、豪炎寺君の顔が近くにあった

『ん///』

豪「ん、」

初めて、キスをした