FT×イナイレ大天使の巫女への道のり、そして・・・ (ページ29)

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第159話ページ29

ー病院ー

光の速さで来たけど・・・

『皆、帰ったあとか・・・』

とりあえず響木さんの病室に行こっと

コンコンコン

響「どうぞ。」

ガラッ

『こんばんは、響木さん。』

大介「Aじゃったか。」

『大介もいたのね。』

大介「まぁな。」

なんか大介とは、久しぶりに話した気がするな

『っと、忘れる所だった。』

響・大介「「？」」

『私の過去、皆に言いました。というか見せました。』

響・大介「「！」」

やっぱり驚くよね・・・

響「そうか。」

大介「よくやったな。」

『！！』

大介に頭を撫でられた、久しぶり過ぎて顔が緩む

大介「どうやら過去とも向き合えたようじゃな。」

『うん！』

響「そろそろ戻りなさい。」

『はーい。じゃあね大介！響木さんも体気をつけてね！！おやすみ！』

大介「またなA。」

響「おやすみ。」

ガラッ

よしっ、戻りますか！

ー宿舎ー

これまた光の速さで戻ってきた

『・・・なんか入りにくいな。』

豪「何が入りにくいんだ？」

って、豪炎寺君いたの！てか、

『いきなり後から声かけないでよ・・・』

豪「悪い。」

『まぁ、気が緩んでいた私も悪い気がする。』

豪「・・・」

なんで黙るの・・・

ギュッ

・・・・へっ？

えっと・・・今・・・抱きしめられてる？

『なぜ？』

豪「・・・わからん。」

無意識かよ！！

しかもなんか抱きしめる力少しづつ強くなってる気がするんですけど！？

『・・・ちょっと痛いです。』

豪「！悪い。」

力は弱めてくれたけど、まだ抱きしめられてる

って、豪炎寺君の匂い・・・兄さんに似てる

お願いしてみようかな・・・

『豪炎寺君。』

豪「なんだ？」

『・・・甘えてもいいですか？』

豪「！？」

『な、何よ;;』

なんでそんなに驚くのよ・・・

豪「意外だなって思ったんだ。」

『ああ、そういう事か。まぁ確かに甘えはラク兄ぐらいにしかした事なかったからね。って、甘えてもいいですか？』

豪「いいぞ。」

『ありがとう。』

腕を豪炎寺君の背中に回す

久しぶりに甘えたのか眠くなってきた・・・

『(おやすみ、豪炎寺君・・・)』

そのまま重くなった瞼を閉じた