51話 ページ10
夜になり、私は日暮に頼んで浜辺に行ってもらい、入れ替わってもらった
《藤丸、誰が来るのさ？》
A《もうすぐ来るよ》
ちょっとだけ、イライラしている日暮に苦笑してしまう
すると馬の嘶きが聞こえた
そして近づいてくる緑の閃光
その光はそのまま私の前に落ちた
「マスターッ！」
そのまま抱きついてきた彼
私は声が出せないので抱きついてきた彼を抱きしめ返した
A【久しぶりね、ライダー。いえ、アキレウス】
アキレウス「マスター、どうして声が。まさかっ！」
A【うん、失声症になっちゃったの。もう1つの人格になれば大丈夫なんだけどね】
アキレウス「・・・ｯ!」
アキレウスが抱きしめる力を強くする
少し痛かったので腕を叩いてほどいた
そして、不安に思っていた事を言った
A【アキレウス、私は貴方と・・・契約しているの？】
アキレウス「ああ」
私は喜びの余り、アキレウスに抱きついた
アキレウスは私をただ抱きしめるだけ
その様子を見てなのか日暮の声が聞こえない
多分だけど絶句してるね
アキレウス「マスター、所でもう1つの人格って？」
A【あ、ちょっと待って。直ぐになるから】
私は戻り、僕が現れる
A「はじめまして、僕は日暮。Aを守る為に作られた人格だ。僕は藤丸の記憶を見る事が出来るから自己紹介は大丈夫。僕はもうすぐ消えるかもしれないけど、よろしく頼む」
アキレウス「あぁ、よろしく」
僕はアキレウスと握手を交わす
すると、僕を中に戻そうとする藤丸の意識が出てきた
A「所で・・・藤丸？また出てきたいのは分かる。ちょっと待て」
心の中で言うはずが、思わず口にしてしまう
うん、こんな藤丸は初めてだ
何だかんだで僕は中に戻り、私が出てくる
A【アキレウス、これからは・・・一緒？】
アキレウス「あぁ、一緒だ。俺はマスターを守る盾だからな」
A【そっか。良かった】
私は魔術で日暮の外見にして、アキレウスを霊体化さしてから宿舎へと帰ったら
この日の就寝はアキレウスと一緒に寝たのだった
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宮來嘩(プロフ) - ぇちょっと待って……花鳥風月様、もしかしてハーメルンで小説投稿していませんか?しかもハーメルンの方の主人公が偽名を名乗る時に【岸波白野】って名乗ってて……本当に驚きました｡ (2023年1月13日 22時) (
レス) @page45 id: 7deb864914 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 続きが気になります！再新ファイトです(p`･ω･´q) (2019年5月13日 16時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鳥風月 | 作成日時：2019年5月2日 19時
