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小｜中｜大｜大切な人を失い、心が弱った人に寄生する花があった。花は寄生主の会いたい人物の幻を見せ、自分を受け入れさせる。悪魔のような花だと恐れられ、いつしかその花に寄生された者すら疎まれるようになり、彼等は国の外へ追放された。

　今日もまた一人、花に取り憑かれた少女が国と外を隔てる壁の外へと追いやられる。野垂れ死ぬ筈だった彼女は、偶然にも優しい医師に拾われた。その医師は不死だった。

　少女の寿命は残り３ヶ月。これは、その３ヶ月が始まって終わるまでの話。執筆状態：連載中








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作者名：キャンドルとレース。 | 作成日時：2018年11月14日 0時

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