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正「廉は？元気？」
『元気やったよ〜 相変わらずって感じ！』
正「そうなんや、良かったわあ」
『そや、廉が東京の美味しいお店連れて行ってくれて』
その言葉に、何ヶ所からか「え？」と言う声が聞こえた。明らかに楽屋の空気が変わるのを感じて……これ、言っちゃあかんことやったんかな。
佐「え、2人で行ったんですか？」
『そうやけど。そんな驚く？』
小「なんかそこ2人は……なあ？」
『なんやねん！同期なんやしご飯ぐらい行くやろ！』
『なあ、正門くん』って助けを求めるけど、救済の言葉が返ってくることはなくて。
え、正門くん目線から見てもおかしいもんなん？
大ちゃんと2人でご飯行くのと一緒かって言われたら言葉に詰まるけど…同期なことに変わりはないんやし。
『大ちゃんとも行くし、大晴とも行くし、それと同じやん』
小「あれ、まっさんは？」
『え？』
…よくよく考えてみれば、正門くんと2人でご飯に行ったことがない。
いや、誘われた記憶はあるんやけど…ことごとく断ってたんや、私。もちろん、嫌やからとかじゃなくて緊張するからやけどさ。
正「…2人ではないな？」
『ないね』
草「それこそ驚きやねんけど」
佐「大晴くんと行ってたことにも驚きっすよ」
福「いやなんでやねん！」
私からしたら理由が理由やからそこまで驚きはないんやけど、それこそ正門くんは結構驚いているみたいで。腕を組んで「なんでやろなあ」と頭を捻っている。
言えへんけど、全部私のせいです、ごめんなさい。
福「…でもなあ、2人同期の中でも特に仲ええやん？ほんまにないん？」
『ほんまにない』
正「今度行こか？」
『え』
小「おお、ええやん！」
『え？』
佐「俺も行きたい！」
末「お前は行かんでええねん」
「よし決まり〜」なんて何故か小島が正門くんの予定を聞いて話を進めている。
ちょっと待ってや、私行くなんて一言も言ってへんねんけど。いや、行かへんわけでもないけど！
え、え、と狼狽えていると、バチッと効果音がつきそうなウインクを私にしてみせる小島。
上手くやったで、やないってほんまに。私の心臓、どうしてくれるん…。
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名無し59740号(プロフ) - 「大橋くんに、愛される。」のパスワードを教えていただきたいです！ (2月11日 1時) (
レス) id: cd3c0aeb36 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初めましてコメント失礼します！「大橋くんに、愛される。」を読みたいのですが、パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いいたします！ (9月25日 8時) (レス) id: faee03a960 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃんっっっ(プロフ) - 初めましてコメント失礼しますm(_ _)m『その恋心を、自覚する。』『大橋くんに、愛される。』を読みたいのですが、パスワードを教えていただくことは可能ですか？よろしくお願いします🙏🙏 (7月26日 12時) (レス) id: 07a93329c4 (このIDを非表示/違反報告)
みずたま(プロフ) - しおんさん» ありがとうございます☺️♡ (6月21日 20時) (レス) id: 3593907927 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - みずたまさんの文才最高です！ (6月20日 23時) (レス) id: 7cc3201467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずたま | 作成日時：2022年10月23日 21時
