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和「じゃ、俺ちょっとトイレ〜」
『えっ、大橋くん2人にせんといて！』
和「大ちゃんおるやん〜？」
静止する私を気にも留めず、個室から出て行ってしまった。大ちゃんなんて寝てるんやから、いないも同然。変わらず私を抱きしめる正門くんに早まる鼓動だけが、私の耳を支配する。
『…も、正門くん、』
正「ん〜？」
楽しそうな、いつもより幾分か高くなった声に離してくれないということを察する。
…なんか、私だけドキドキしてバカみたい。
そんな思いがこもった、小さな溜め息をついた。
正「……Aはさ、俺にハグされんの、いや？」
『へ？』
思ってもいなかった質問に、間抜けな声がもれる。
どういう意味…どういう意図の質問？なんてことが頭の中をぐるぐると駆け巡っていたけど、冷静に考えてみればそんなに深い意味はない気がしてきた。
…こんな酔っ払ってるんやし。明日になったら忘れてるんちゃう？
それやったら、この溜まりに溜まった想いを、少しだけ言ってしまっても。
『嬉しい、よ』
ぎこちなく紡がれた言葉に、少し経ってから後悔する。何も反応がないし、もしかしてまずいこと言った…？と少し緩くなった正門くんの腕から抜け出そうとすると、また引き寄せられて。
正「あかん……今顔見んとって」
少しだけ見えた正門くんの顔は、赤く染まっていた。お酒のせいなのか、それとも……なんて、もうひとつの理由に期待する。
さっきよりも熱い正門くんの体温に、ちょっとだけ期待してもいいよね？
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名無し59740号(プロフ) - 「大橋くんに、愛される。」のパスワードを教えていただきたいです！ (2月11日 1時) (
レス) id: cd3c0aeb36 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初めましてコメント失礼します！「大橋くんに、愛される。」を読みたいのですが、パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いいたします！ (9月25日 8時) (レス) id: faee03a960 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃんっっっ(プロフ) - 初めましてコメント失礼しますm(_ _)m『その恋心を、自覚する。』『大橋くんに、愛される。』を読みたいのですが、パスワードを教えていただくことは可能ですか？よろしくお願いします🙏🙏 (7月26日 12時) (レス) id: 07a93329c4 (このIDを非表示/違反報告)
みずたま(プロフ) - しおんさん» ありがとうございます☺️♡ (6月21日 20時) (レス) id: 3593907927 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - みずたまさんの文才最高です！ (6月20日 23時) (レス) id: 7cc3201467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずたま | 作成日時：2022年10月23日 21時
