2人に送る、おめでとう ページ20
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大「おめでとう〜〜っ、」
『え、なんで大ちゃんが泣いてんの 笑 』
大「泣かずにやってられるか、」
正「俺らの親みたいやん 笑 」
関西に、新しいグループ '' Aぇ! group '' が結成されて。未だに信じられていないけれど、私はそのグループのメンバーとして選ばれていた。正門くんと一緒に。今は大ちゃんの家でお祝いを兼ねたお食事会。
嬉しくて、喋ることができないくらい泣いてしまったけど。全てが上手くいきすぎていて、少し怖かった。
大「にしても2人はずっと一緒やな」
正「確かに、そう考えてみればそうやなあ」
『うん、そやねえ』
横に座る正門くんを見上げれば、ぱちっと目が合った。目が合うのなんて何度目かも分からないぐらいなのに、こんなにも胸が高鳴るのは正門くんだからなのだろうか。
正「…ほんま、Aと同じグループでよかった」
『ちょっと気早ない？笑 』
正「早ないで、俺ちょっと不安やったんよ。大吾がなにわ男子に入って、このままAもおらんくなったら…って」
『……そんなん、私も同じや』
大「ふふ、お熱いねぇ？」
大ちゃんの言葉に、はっと我に返る。あまりにも素直な正門くんの言葉につられてしまった。
…にしても、正門くんがこんなことを思っていたなんて、想像もつかなかったなあ。正門くんはぽわぽわしている様に見えて…いや、実際しているんやけど。誰よりも現実を見ていて、1人でも上手くやっていってしまうんやろなあ、なんてイメージを私は抱いていたから。
大「俺も、2人が同じグループでよかった、って思ってるで」
『大ちゃん、ありがとなあ。大ちゃんがおったから私、頑張れたんやで』
正「俺も、大吾おらんかったらやっていけてへんかったかもしらん」
大「あ、ちょ、また泣いてまうやん！折角泣き止んできてたんに、」
また目に涙を溜めていく大ちゃん。驚いて正門くんを見れば、正門くんも驚いたような顔をして私を見ていて。大ちゃんには悪いけど、2人で大笑いしてしまった。
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名無し59740号(プロフ) - 「大橋くんに、愛される。」のパスワードを教えていただきたいです！ (2月11日 1時) (
レス) id: cd3c0aeb36 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初めましてコメント失礼します！「大橋くんに、愛される。」を読みたいのですが、パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いいたします！ (9月25日 8時) (レス) id: faee03a960 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃんっっっ(プロフ) - 初めましてコメント失礼しますm(_ _)m『その恋心を、自覚する。』『大橋くんに、愛される。』を読みたいのですが、パスワードを教えていただくことは可能ですか？よろしくお願いします🙏🙏 (7月26日 12時) (レス) id: 07a93329c4 (このIDを非表示/違反報告)
みずたま(プロフ) - しおんさん» ありがとうございます☺️♡ (6月21日 20時) (レス) id: 3593907927 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - みずたまさんの文才最高です！ (6月20日 23時) (レス) id: 7cc3201467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずたま | 作成日時：2022年10月23日 21時
