遊郭から連れ出された赤子は深い愛情を知る

其ノ玖 ページ9

かすがいガラス「産屋敷A！産屋敷A！
西ノ里

星啼村ヘ向カエ！
西ノ里

星啼村へ向カエ！

ソコデハ少女ガ消エル

少女ガ消エル

西ノ里へ向カッテ真相ヲ確カメヨッ」


A「少女が消える・・・？
どういうこと・・・。」


産屋敷「A
任務だ

気を付けて行くんだよ」


A「ありがとうございますっ」


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〜星啼村(ほしなきむら)〜


少女が消えるという村

そこでは嫁いだ娘が謎の失踪を遂げているという
失踪したのにも関わらずその家の男は繰り返し嫁にもらうのだとか…。


A「ここが星啼村。」


村は賑わってる様に思えるがどこか恐怖を感じてる人も居る

特に少女達。

次は自分の番かと思い恐れているのかもしれない。


A「まずは聞き込みをするか・・・。」


村を散策するとあちらこちらで噂話が聞こえてくる


おばさん「次はあの子が嫁入りするのかい？」


おじさん「あの子も失踪するのか。」


A(嫁入り…？
失踪…？

この人達何か知ってる…)


嫁入り前とされる女の子は顔を強張らせ下を向き歩いている


A「すみません。

嫁入り前の娘が疾走するって…。

そのお話詳しく聞かせてもらっていいですか？」


おばさん「旅のお嬢さんね

実はこの村1番の金持ちがいるんだけどその家に嫁いだ娘は婚姻当日にいなくなるのよ」


おじさん「村中探したがどこを探しても見つからないんだ」


A「嫁入りの少女が謎の失踪。

なにか不満があったとか？」


おばさん「いいえ
両家不足なしって感じよっ

失踪してひと月も経たないのに嫁に貰っているのよ。

気味が悪いったらありゃしない！」


おじさん「ありゃ鬼に違いねぇ

嫁入りの娘を食ってるんだ！」


そういうとすれ違った嫁入り前の少女は目に涙をためどこかへ行ってしまった


A「…………

わかりました。

ありがとうございます

引き続き調査しますっ」


おじさん「調査ってお嬢ちゃん何者だっ」


A「私は鬼殺隊から派遣された産屋敷Aです

鬼を滅殺する為にこの村にきました」


そういうとAはその場を後にした

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